愛してると言わせたい――冷徹御曹司はお見合い妻を10年越しの溺愛で絆す
それきり交流はなく、姪の誕生会に興味があるはずないと朝陽が言ったので声をかけなかったのだが、招待したら来てくれたのではないだろうか。

二歳の誕生会には必ず招待しようと成美は思っていた。

ダイニングの椅子に座ってプレゼントを整理していたら、朝陽が隣にきた。

「お疲れ様。清香も寝ているし成美も少し横になれば? 洋服のタグを切るのは俺がやるよ」

「ありがとうございます。でもそろそろ清香を起こさないと」

娘はリビングに置いてある昼寝用のベビーベッドの中で寝息を立てている。

十日ほど前から昼寝は一日一回、昼食後にさせているのだが、今日は昼からの誕生会の前に一時間ほど寝せた。

そのため夜まで起きていられず、祖父母が帰ってからずっと寝ている。

しかし十七時を過ぎたので、そろそろ起こさなければ夜の寝かしつけが遅くなりそうだ。

「じゃあ、起こす前にちょっとだけ」

成美の後ろに立った朝陽が、ワンピースの襟元から服の中に手を差し入れてきた。

驚いて振り向くと、唇も奪われる。

「んっ、朝陽さん。もしかして、ええと、その……したいんですか?」

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