オレンジ服のヒーローは全力で彼女を守りたい
「…翔太くんはどうして消防の仕事についたの?」
「ベタだけど、学校で消防署の職場見学に行ったときにかっこいいなって。
あおいちゃんは?」
「母が昔エステティシャンをしてたの。
私が今働いてるのは九日商店街のエステサロンなんだけど、常連さんばっかりだし、アットホームで楽しいよ」
「そっか。九日商店街って昔ながらの雰囲気だもんな」
「行ったことあるの?」
「管轄内だし、車で通ったことはあるよ」
「あ、そうだ。
私が働いてるビルの1階に喫茶店があってね、そこのパンケーキがすごくおいしいの」
「じゃあ今度付き合ってくれる?」
「うんっもちろん」
思いがけず次に会える口実ができて、嬉しくて声が弾んだ。
だけど、毎回スイーツだと太るのが気になるな。
翔太くんだって、鍛えているから太らないとはいえ、本当は甘いものばかりじゃ身体によくないだろう。
「ベタだけど、学校で消防署の職場見学に行ったときにかっこいいなって。
あおいちゃんは?」
「母が昔エステティシャンをしてたの。
私が今働いてるのは九日商店街のエステサロンなんだけど、常連さんばっかりだし、アットホームで楽しいよ」
「そっか。九日商店街って昔ながらの雰囲気だもんな」
「行ったことあるの?」
「管轄内だし、車で通ったことはあるよ」
「あ、そうだ。
私が働いてるビルの1階に喫茶店があってね、そこのパンケーキがすごくおいしいの」
「じゃあ今度付き合ってくれる?」
「うんっもちろん」
思いがけず次に会える口実ができて、嬉しくて声が弾んだ。
だけど、毎回スイーツだと太るのが気になるな。
翔太くんだって、鍛えているから太らないとはいえ、本当は甘いものばかりじゃ身体によくないだろう。