イケメンドクター今世も梅香の君にめぐりあいて再び愛す
「は?足の調子が悪いって病院でも言ってたんだろ、最近。それなのに散歩ってお前馬鹿なのか?」
「うるさいです。頭痛いから大きな声で話さないで……」
辛そうにしている紫を見て、光琉は家に戻るとおでこに貼る冷却シートを持ってきて、氷枕を作り始めた。
「お前、食事は?薬は?」
「何もしてません」
「は?いつから食ってないんだ……」
「今日の朝から何も」
「わかった。寝てろ」