イケメンドクター今世も梅香の君にめぐりあいて再び愛す
 
 返事がない紫に驚いた光琉は、急いで救急車を呼ぶと紫を背負って部屋を出た。

 救急で病院へ入った光琉と紫を、皆驚いてみている。

 「急いで、彼女の点滴を……痛みと熱で意識がない」

 周りは光琉の指示を受けて急いで彼女の手当をはじめた。

 噂を聞いたあかりが急いで救急まで見に来た。
 
 「紫ちゃん!一体どうしたの?顔も腫れてるような……」
 
 「あかり。とにかく、特別室を開けろ。そこへこいつを入れるから」
 
 「わかったわ」
 
< 137 / 311 >

この作品をシェア

pagetop