見つけたダイヤは最後の恋~溺愛は永遠の恋人だけ~

諒の家の敷地に駐車すると、諒が玄関から出てきてくれた。


「伊織、乃愛さん、おかえり。わざわざ悪かったね、俺達がそっちに行ってもよかったのに」

「諒、ただいま。あぁ、いいんだよ、運転も含めて早くこっちに身体を慣らしたくてさ」

「いおりくん、のあちゃん、おかえりー」

旭が玄関から走って来てくれた。

「おう旭、ただいま!いい子にしてたか?」
ひょいと片腕で旭を抱き抱えた。

「うんっ。いいこではるちゃんとなかよくしてたよー」

そんな俺を乃愛が嬉しそうに見てくれてるのがまた嬉しいんだよな。

「伊織くん、乃愛ちゃん、お帰りなさい!疲れたでしょ、中に入ってー」

と麻依さんもはるひちゃんを抱っこして出てきてくれたので挨拶もそこそこにお邪魔させてもらった。

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