見つけたダイヤは最後の恋~溺愛は永遠の恋人だけ~
「ありがと、乃愛。…じゃあ言うけどさ…俺、公佳の時は何て言うか、男の狩猟本能っつーか、イイ女を捕まえたい、って感じだったんだよな。まぁ若かったってのもあるけど。それで追っかけて、背伸びして、公佳に見合う男にならないと、って頑張ってた」
「あぁ…はい、相手が公佳さんなら納得ですね。私が男だったら好きになっちゃうって思いましたもん」
「…嫉妬はナシか…はぁ」
ぼそりと呟き、話を続けた。
「…だから、公佳がモテてたり、男と親しげに話してるのを見ても、俺の奥さん、イイ女だろ?って自尊心をくすぐられるっつーか、そんな女の旦那が自分ってのが嬉しくなってた」
「そうなんですね、確かに自慢したくなるかも」
伊織さんは「…これでも嫉妬しないのか…」ってまた呟いて、更に続けた。
「それまで付き合った女に対しても、好きでも嫉妬とか独占欲って考えたことなかったから、俺ってそこんとこは寛大なのかなって思ってた」
「そうなんですねぇ、なるほど」
ほぅほぅ…と真面目に聞いてるのに、何だか伊織さんはおもしろくない顔してる。
「…なんだけど、乃愛だけは嫉妬すんの!乃愛を見てる男にイラつくし、男と話してたら嫉妬するし、ほんとは可愛い乃愛を誰にも見せたくないの!乃愛の目は俺しか見てほしくないの!」
伊織さんが私のほっぺをむにぃとつまんだ。
「痛いです、伊織さん…」
「さっきも言ったけど、俺、公佳の時は頑張ってたんだよな。そん時は頑張ってるなんて思ってないんだけどさ。…でも乃愛と一緒にいると頑張らなくていいんだよ。俺が俺らしくいられて、一緒にいるとすごく安心するんだ」
「…それは、私が頑張るほどの女ではないからですよね?……痛っ…痛いです、伊織さん…」
今度はほっぺを2秒つねられた。
「アホっ!そーじゃねぇの!乃愛は俺が守りたい女なの!」
しかも、アホって言われた。
「乃愛はさ、初めて俺が守りたいって思った女なの。それに俺、すげぇ乃愛を追っかけたけど?横浜から長野だぞ?しかも2回!更には家まで買って!」
「そ、そうなんですね…」
つねられたほっぺを擦りながら答えたけど、この返答もお気に召さないみたいな顔してる。
「それにな、俺、付き合った女にこんな言い方するのも、頭突きしたりほっぺをつねったり、アホって言ったりしたのも乃愛が初めてだからな?」
確かに……
私が伊織さんの過去を推し量る術は公佳さんとのあの会話のみだけど、それを思い出すと確かに大人の雰囲気だった。
こんな風に砕けた話し方はしてなかった。
でも…
「…それは…公佳さんや元カノさん達がアホな事をしなかったからでは……痛たたっ…痛いれふ…伊織はん…」
またほっぺをつねられた。
…さっきよりも強く、…長く。
「何でわかんねーんだよっ!もー…可愛いくてしょーがねぇじゃん!」
言い終わる前に抱き締められた…
「えっと…私はとても愛されている、ということでいいんですよね…?」
伊織さんの広く逞しい胸に抱かれながら問う。
「当たり前だろ!もっと自惚れろよ!乃愛は今までの誰にもない、特別な女なの!…なぁ…マジで俺の愛を自覚しろよ…俺ばっか好きみたいで…嫉妬して…寂しいじゃん」
伊織さん…
自覚しろと言われてもですね…
私、ここに来るまで失恋フラグ立ってたんですよ?
それがまさかの急展開で、結婚前提のお付き合いですよ?
「あぁ…はい、相手が公佳さんなら納得ですね。私が男だったら好きになっちゃうって思いましたもん」
「…嫉妬はナシか…はぁ」
ぼそりと呟き、話を続けた。
「…だから、公佳がモテてたり、男と親しげに話してるのを見ても、俺の奥さん、イイ女だろ?って自尊心をくすぐられるっつーか、そんな女の旦那が自分ってのが嬉しくなってた」
「そうなんですね、確かに自慢したくなるかも」
伊織さんは「…これでも嫉妬しないのか…」ってまた呟いて、更に続けた。
「それまで付き合った女に対しても、好きでも嫉妬とか独占欲って考えたことなかったから、俺ってそこんとこは寛大なのかなって思ってた」
「そうなんですねぇ、なるほど」
ほぅほぅ…と真面目に聞いてるのに、何だか伊織さんはおもしろくない顔してる。
「…なんだけど、乃愛だけは嫉妬すんの!乃愛を見てる男にイラつくし、男と話してたら嫉妬するし、ほんとは可愛い乃愛を誰にも見せたくないの!乃愛の目は俺しか見てほしくないの!」
伊織さんが私のほっぺをむにぃとつまんだ。
「痛いです、伊織さん…」
「さっきも言ったけど、俺、公佳の時は頑張ってたんだよな。そん時は頑張ってるなんて思ってないんだけどさ。…でも乃愛と一緒にいると頑張らなくていいんだよ。俺が俺らしくいられて、一緒にいるとすごく安心するんだ」
「…それは、私が頑張るほどの女ではないからですよね?……痛っ…痛いです、伊織さん…」
今度はほっぺを2秒つねられた。
「アホっ!そーじゃねぇの!乃愛は俺が守りたい女なの!」
しかも、アホって言われた。
「乃愛はさ、初めて俺が守りたいって思った女なの。それに俺、すげぇ乃愛を追っかけたけど?横浜から長野だぞ?しかも2回!更には家まで買って!」
「そ、そうなんですね…」
つねられたほっぺを擦りながら答えたけど、この返答もお気に召さないみたいな顔してる。
「それにな、俺、付き合った女にこんな言い方するのも、頭突きしたりほっぺをつねったり、アホって言ったりしたのも乃愛が初めてだからな?」
確かに……
私が伊織さんの過去を推し量る術は公佳さんとのあの会話のみだけど、それを思い出すと確かに大人の雰囲気だった。
こんな風に砕けた話し方はしてなかった。
でも…
「…それは…公佳さんや元カノさん達がアホな事をしなかったからでは……痛たたっ…痛いれふ…伊織はん…」
またほっぺをつねられた。
…さっきよりも強く、…長く。
「何でわかんねーんだよっ!もー…可愛いくてしょーがねぇじゃん!」
言い終わる前に抱き締められた…
「えっと…私はとても愛されている、ということでいいんですよね…?」
伊織さんの広く逞しい胸に抱かれながら問う。
「当たり前だろ!もっと自惚れろよ!乃愛は今までの誰にもない、特別な女なの!…なぁ…マジで俺の愛を自覚しろよ…俺ばっか好きみたいで…嫉妬して…寂しいじゃん」
伊織さん…
自覚しろと言われてもですね…
私、ここに来るまで失恋フラグ立ってたんですよ?
それがまさかの急展開で、結婚前提のお付き合いですよ?