爽やか系イケメンの本気。




すると、私の身体を軽々しくヒョイっと持ち上げた真紘くんは、ベットの上に私を寝かせておろした。


「わ……っ!へ、あの……っ」

「ん?なに?」


なんでベッドの上に……っ!!
戸惑う私に、爽やかな笑みを見せながら覆いかぶさってくる真紘くん。


「ま、まって……っ」

「無理」

「わ、私……っまだ……っ」

「わかってるよ。一線は越えない」


心の準備が……って言おうとすると、真紘くんはそれを察して大丈夫と言ってくる。


「……っんん」


一瞬にして私の唇を塞いだ真紘くんは、軽く体重を掛けてきて、それにベッドがギシッと音を鳴らす。

触れるだけの優しいキスが繰り返されて、部屋にリップ音だけが響く。

唇が離れる度に真紘くんと目が合って、照れくさくて笑う。


「……俺が満足するまで、付き合って」

「……っふぁ……っ!」



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