愛が溢れた御曹司は、再会したママと娘を一生かけて幸せにする
「俺からも頼むよ。もう二度と父さんと母さんには萌を虐めないように厳しく言うから」
「おい、遼生。それはないだろう」
「そうよ、もう二度と萌さんを虐めたりしないわ」
口々に言う両親に対し、遼生さんは冗談交じりに「そうだな、でないとママを虐めるふたりは嫌いって言われかねないぞ」なんて言う。
三人の軽快なやり取りを見て、これは夢じゃないのだと実感が湧く。それでも確信が欲しくて、私はご両親に問うた。
「本当に遼生さんの相手が私でもいいのでしょうか?」
ちゃんとおふたりの口から聞きたい。その思いで聞いた質問に、彼のご両親は笑顔で答えてくれた。
「萌さんでなければだめだわ」
「ぜひうちに嫁に来てほしい」
そう言われた瞬間、やっと信じることができてたまらず涙が溢れてしまった。
「ありがとう、ございますっ」
どうにか声を絞り出して言うと、遼生さんは優しく私の背中を摩ってくれた。
「これから萌さんは私たちの娘になるのだから、気軽に〝お義父さん〟〝お義母さん〟と呼んでね」
「はい、ありがとうございます」
やっと……やっと遼生さんとの結婚を認めてもらえたんだ。これからもずっと遼生さんと一緒にいられる。その事実に私はしばらくの間、涙が止まらなかった。
それから少しして和やかな笑い声に目を覚ました凛は、最初こそ彼のご両親に警戒したものの、祖父母だと説明されるとコロッと表情が変わり、すぐに「新しいじいじとばあばだ」と言って喜んだ。
「おい、遼生。それはないだろう」
「そうよ、もう二度と萌さんを虐めたりしないわ」
口々に言う両親に対し、遼生さんは冗談交じりに「そうだな、でないとママを虐めるふたりは嫌いって言われかねないぞ」なんて言う。
三人の軽快なやり取りを見て、これは夢じゃないのだと実感が湧く。それでも確信が欲しくて、私はご両親に問うた。
「本当に遼生さんの相手が私でもいいのでしょうか?」
ちゃんとおふたりの口から聞きたい。その思いで聞いた質問に、彼のご両親は笑顔で答えてくれた。
「萌さんでなければだめだわ」
「ぜひうちに嫁に来てほしい」
そう言われた瞬間、やっと信じることができてたまらず涙が溢れてしまった。
「ありがとう、ございますっ」
どうにか声を絞り出して言うと、遼生さんは優しく私の背中を摩ってくれた。
「これから萌さんは私たちの娘になるのだから、気軽に〝お義父さん〟〝お義母さん〟と呼んでね」
「はい、ありがとうございます」
やっと……やっと遼生さんとの結婚を認めてもらえたんだ。これからもずっと遼生さんと一緒にいられる。その事実に私はしばらくの間、涙が止まらなかった。
それから少しして和やかな笑い声に目を覚ました凛は、最初こそ彼のご両親に警戒したものの、祖父母だと説明されるとコロッと表情が変わり、すぐに「新しいじいじとばあばだ」と言って喜んだ。