推しがいるのはナイショです!
「ああ。ラグバの歌、好きなんだ。みんな歌がうまいだろ? アイドルなんて、と最初は思ってたけど、あの表現力と声量を聞いて考えを改めた。いいよな、ラグバ」
「そう! そうなんですよ! ただのアイドルじゃないんです! みんながみんな、本当に歌がうまくて、あれはもう天性のセンスだって言われてて、それが5人も集まって……!」
は、と気づいた。課長がくすくす笑っている。
(わ、また私やっちゃった……!)
久遠の時にもやっちゃったっけ。進歩がない。
「本当に、水無瀬さんてかわいいね。今、とても生き生きした顔していたよ。珍しい表情を見られて嬉しかったな」
「……へ?」
変な声でた。課長は、微笑んだまま言った。
「で、資料は終わった?」
「あ、はい。これです」
私が渡すと、内容を確認した課長はうなずいた。
「ああ、経年の比較をグラフでつけてくれたんだね」
「はい。その方が一見した時に見やすいと思いました。余計でしたか?」
「いや、助かるよ。やっぱり水無瀬さんの仕事は頼りになる。ありがとう」
「いいえ」
課長のOKがでて、ほ、とする。
「そう! そうなんですよ! ただのアイドルじゃないんです! みんながみんな、本当に歌がうまくて、あれはもう天性のセンスだって言われてて、それが5人も集まって……!」
は、と気づいた。課長がくすくす笑っている。
(わ、また私やっちゃった……!)
久遠の時にもやっちゃったっけ。進歩がない。
「本当に、水無瀬さんてかわいいね。今、とても生き生きした顔していたよ。珍しい表情を見られて嬉しかったな」
「……へ?」
変な声でた。課長は、微笑んだまま言った。
「で、資料は終わった?」
「あ、はい。これです」
私が渡すと、内容を確認した課長はうなずいた。
「ああ、経年の比較をグラフでつけてくれたんだね」
「はい。その方が一見した時に見やすいと思いました。余計でしたか?」
「いや、助かるよ。やっぱり水無瀬さんの仕事は頼りになる。ありがとう」
「いいえ」
課長のOKがでて、ほ、とする。