ただ真っ直ぐに、君が好き。
「アオく…!美晴って…!」

「まあ、美晴ばっか俺の名前呼ぶのはカッコ悪いし…あと、毎回毎回名前呼ばれる度に、俺ばっかドキドキしてんのむかつく…」

「ふぁ?!」



さっきの私のように顔を真っ赤にさせるアオくん。

うそ…反則だよ…



「アオくん」

「あー?」

「アオくん!」

「なんだよ」

「ふふっ、呼んでみただけ!」

「…じゃあ俺も、美晴」



アオくんにそう呼ばれ、アオくんを見るため上を向く。

近づいてくるアオくんの顔。

またキス?!
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