完璧上司の裏の顔~コスプレ動画配信者、実はファンだった苦手な上司に熱烈溺愛される
☆
まったくもってついてない。
アイさんの撮影が終わった頃、立花と井村のデート現場に遭遇してしまった。
「さっきコスプレしてる女性の隣でギター弾いてたの、高倉さん?」
「違います。私楽器なんて弾いたことありませんし、コスプレ仲間もいません」
立花が千紗の頭からつま先まで値踏みするように見た。
「眼鏡ないから、一瞬誰かわからなかったわ。いつもと随分違うのねぇ」
「ちょっと友達にメイクしてもらって……」
「へぇ~。なんだかいつもは変装してるみたいな格好だものね。眼鏡とマスクと長い前髪で」
なんだかめっぽう不審がられている。
シンプルで体形の出るブラウスは、いつも会社で着ている服とは違い、綺麗に体のラインを見せてくれる。
まったくもってついてない。
アイさんの撮影が終わった頃、立花と井村のデート現場に遭遇してしまった。
「さっきコスプレしてる女性の隣でギター弾いてたの、高倉さん?」
「違います。私楽器なんて弾いたことありませんし、コスプレ仲間もいません」
立花が千紗の頭からつま先まで値踏みするように見た。
「眼鏡ないから、一瞬誰かわからなかったわ。いつもと随分違うのねぇ」
「ちょっと友達にメイクしてもらって……」
「へぇ~。なんだかいつもは変装してるみたいな格好だものね。眼鏡とマスクと長い前髪で」
なんだかめっぽう不審がられている。
シンプルで体形の出るブラウスは、いつも会社で着ている服とは違い、綺麗に体のラインを見せてくれる。