世界が終わるその時まで

思い出

カヌレル王国外れたの街に女性が住んでいた。
お墓に手を合わせる女性に兵士が来た。
「ロゼッタ・リュウ・カヌリュウスだな。」
「えっ?は、いなんでしょうか?」
「カヌレル王国の兵士だ。カヌレル王国の王より、城に参る事を命じられた。参れ。」
「い、嫌です。」
「王の名だ。参れ。」
カヌレル王国の兵士が嫌がるロゼッタを強制的にカヌレル王国に連れていかれた。
我が名はカミュルス・ミナ・カヌリュウスです。あなたがミューシュ・メラ・カヌリュウスの娘のロゼッタ・リュウ・カヌリュウスですね。」
「なんで、私の名を知ってるのですか?なんでここに連れてきたのですか?」
「なぜってあなたの母親は戦いの勝利の女神として名をはぜた女。戦うことしか脳がない女よ。なぜ騎士団長したのかも分かりません。我がカヌレル王国の兵士を沢山、殺し隠したとんでもない狂戦士(バーサーカー)よ。あんな女を追放して正解だったわけよ。」
「母はそんなことはしておりません。そんなことをするはずがないです。」
「事実だから変えようが無いのだよ。話はさておき、お部屋とドレスを与えます。寵愛を受けたあなたは体でも使ってでも、この巻物にサインさせればいいのよ。」
「そんな・・・。」
ロゼッタはお部屋に連れていかれドレスに身にまとった。
なんでこうなったのかも分からぬまま座っているとお部屋に2人の男女が入ってきた。
「交渉として連れてこられた女ってお前か?品のない女だな。」
「こーら。品のない女って失礼でしょう。街で暮らして暮らしていたんだから。」
「ミラス。基本の事教えてやれ。母様にはとついても困らないダメの勉強でも言っとけ。」
「教えても良いの?ありがとう兄さま。」
「本来の目的を忘れるなよ。」
「はい。お兄様。」
お兄様という方は入口に寄り掛かた。
「初めまして。私はミラス・リコ・カヌリュウスです。お口は悪いのはごめんなさいね。口が悪いのは双子の兄のガレス・グランダ・カヌリュウスよ。あなたは?」
「は、初めましてわ、私の名はロゼッタ・リュウ・カヌリュウスと申します。よ、よろしくお願いいたします。」
「挨拶が出来て偉いわぁ。ロゼって呼んでいいかしら?」
「は、はい。構いません。ミラス様はなんとお呼びをしたらいいですか?」
「ミラと呼んでくださいな。」
「ミラ様。」
「うわー。うれしいわ。目的を話すと、お母様の自由な行動を終わらせる目的なの。ロゼもなにかやられたのでは?」
「私の母は・・・。」
カミュルスに言われたことを話した。
「母は兵士を殺して隠してはいないと思うのです。街でも困ってる人に手を差し伸べる、犯罪には制圧をするので、犯罪に手を染めたりはしないと思うので。」
「それはおかしい話だな。罪を隠すことはしない、隠すこと苦手な方なのだろ?なぜそのようなことをするのだろうか?」
「分かりません。第1、誰が見つけたのかも分からないのですから。」
「まぁ。おまえは知らなくていい。お前の眠ってる正義をどう動かすか楽しみだな。」
「私はできますかね?」
「今のお前はできないだろうが、学び、武器を手に入れろ。そこからだろうな。ミラスに学んでればいいんだ。」
「わかりました。ミラ様よろしくお願いします。」
「ガレスとミラスは何しているの?」
「アレと挨拶していた。」
「あんな浮気女に挨拶をする必要はないわ。」
「母様。今回の交渉はこいつにやらせるんですよね?」
「それがどうしたわけ?」
「マナーもできないこの女にやらせるんですか?」
「なにが言いたいわけ?」
「マナーもできない女が交渉したら失敗するのは目に見えてるんです。ミラスには教えてあげる事でどついても指導権は握れます教えるのはどうでしょう?ミラスにとって悪くないと思いますが。」
「全てミラスのダメだというのかしら?」
「はい。図に乗らせないダメでもあるのです。我々が成長するダメにしばらく自由にやらせて頂きたい。お願いします。」
「私からもお願いします。」
「・・・。まあいいでしょう。ロゼッタ。恥じないようにしなさい。良いですね。」
「は、はい。分かりました。」
カミュルスはどこかに行った。
「これはお前のダメじゃないからな。交渉までは時間が無いから急ピッチでやるから覚悟しろよ。」
「は、はい。よろしくお願いします。交渉はいつなのでしょうか?」
「2週間後だ。なにも知らないあんたのダメにやるんだ。死にもの狂いでやるんだ。良いな。」
「わ、分かりました。ど、努力します。」
ロゼッタは2週間、勉強に明け暮れて2日前のテストでようやく、難題はクリアした。
「難題クリアおつかれ。お母様がこの書類にサインさせなさい。との事よ。あまり読まない方が良いわよ。のことよ。良いロゼ。あなたなりの戦いをしなさい。後、いい恋愛が出来るといいわね。」
「は、はぁ。」
「ロゼッタはいい結果になるだろう。ってことだろう。俺は出来る事をやって来いってことだ。」
「ミラにガレス様。ありがとうございます。早いてますが明日取り掛からせて頂きますね。」
「ああ。やれる事をやってこい。」
「応援してますわね。」
「良いか。お前は戦闘狂の娘ならばすべての力を使って母様に一泡を吹かせて見せてみろ。今は、意味を深く考えるなよ。」
「えっ、はっ、はい。」
翌朝、ロゼッタが来客のお部屋に入ると2人男性がが喚きながらも執務中だった。
しかし、お部屋は汚れていた。
「失礼します。ロゼッタ・リュウ・カヌリュウスと申します。よろしくお願いします。あ、あの、お部屋はな、なんで荒れておられるんでしょうか?」
「俺が怖かっていたら食事以外運ばなくて良いと言ったら飯しか運ばなくなったからだ。」
「そんな事があるなんて・・・。」
「グレイトル様。私めが来なければこんな汚い事にならなかったのに。」
「うるさいぞアミューズ。あまり大事するなと言われた事は忘れてはないだろうな?」
「最低1人は付き人をつけましょうよ。」
「しつこいぞ。戯れる事は好まない事くらいは分かっているはずだ。」
「カヌレル王国の一員として謝罪させていただきます。お客様の身の回りさせていただきます。」
「名が遅れましたが、私はグレイドル様の補佐と執事をしているアミューズこの方はヴァンバイアの国のニッスイ王国第二王子グレイドル・ニュータ・エスフェル様です。お見知りを。」
「よろしくお願いします。さっそくですが、この部屋を綺麗にさせていただきます。」
ロゼッタは手際よく片付けていく。
「ロゼッタ様は手際が良いですね。」
「そうだな。途中で音を上げるのは目に見えている。ほっとけ。」
「こんな器量のいいお嬢様を簡単にあしらうなんで勿体ない。」
「何でも言えばいい。」
「そんなだから婚期を逃すんですよ。」
「俺を馬鹿にするのは大概にしろ。婚期を逃すんじゃない。恋をする気がないだけだ。アミューズはどんだけ失礼な奴だ。」
「まあまあ。そんなに怒らないでくれよ。」
「邪魔だから帰れ。」
「ダメですよ。グレイトル様の業務の補佐しないといけないんですから。」
「グラドラ兄さんに任せればいいだけだろうが。」
「そうも行きませんよ。グラトラ様だってお忙しい身であり、奥様だって身重なんですからね。」
「アミューズは、マメな男だが、めんどくさい男で言われないか?」
「言われません。グレイドル様がだらしないからです。ニッスイ王国でもメイトつけるの嫌がるっていう有名な人なってるんですからね。」
「うるさいぞ。用終われば帰りたまえ。」
「わかりました。書類は持ってくるので来なくてもいいと言っても来ますからね。」
とても仲の良い関係なんだなとロゼッタは心の中で思っていた。
ロゼッタは数日、グレイドル様のお部屋を行き来をシーツを変えてると後ろから手を伸ばされ話しかけてきた。
「随分と手馴れてるな。本当にカヌレル王国の姫か?」
「えッ、あっは、はい。カヌレル王国の姫です。」
「そうか?王国の姫君はここまで手馴れておらん。それとこないだ持ってきた契約は結ばないから。」
「な、なんででしょうか?」
「求める契約とおかしいすぎるからな。お部屋の行き来するの大変だから、ここで寝泊まりしろ。お前はベッド使用しろ。俺はソファで寝るわかったな。」
「しかし、それではグレイドル様には・・・」
「気にするな。俺はここのふかふかな布団は気に食わない。それだけだ。」
「わ、分かりました。」
夜、暖炉の薪を足そうとしたら、ソファで寝ているグレイドル様が目を開けた。
「何をしている?」
「夜は冷えますから、薪を入れて少しでも暖かくしようと思いまして。」
「俺が適当に見るから、いらん事だ。ロゼッタは心配をせずにゆっくり休むといい。」
『なんて優しい方なんだろう。』とロゼッタはグレイドルに心ときめくひと時になってきた。
翌朝、ロゼッタは身の回りをしているとアミューズが来た。
「グレイドル様。最近、ロゼッタ様をそばに置かれるようになりましたね。女性嫌いとして知られているのに。置かれて居るって事はそうとう気に入られているんですね。」
「うるさいぞ。アミューズは余計な検索をするな。」
「すみません。書類をお持ちいたしました。後、報告があります。」
グレイトル様とアミューズの話を見ていると良い男性がかっこよく見え、見どれかけながらもロゼッタは仕事をしていた。
ロゼッタは1人になる時間があり、契約書を見た。
契約書は酷いもので、酷さに絶句したあと考えていた。
翌朝、ロゼッタは多少寝不足になってしまった。
難なく仕事をこなした。
ある日の夕方にグレイトル様は自分のネクタイを解きロゼッタの両手をネクタイで縛っりロゼッタの下着を脱がせた。
「グレイドル様、な、何をするのですか?」
「単刀直入で聞く、カヌレル王国の姫様なのか?」
「そ、そうですが、なんでですか?」
「そうか、調べてもうわかっているが、直接、お前の口から聞たかったが口を割らないなら、ある事をするが1番口を割るか知ってるか?」
「知りません、分かりません。」
「拷問で口が割れるが女性は蜜壷を刺激するとよく喋るんだよ。」
「お、お止め下さい。」
「ダメだ。真実を喋らない?ロゼッタは姫様の振る舞いができてはいない。」
「何度も言いますが、私はカヌレル王国の姫です。」
グレイドル様はロゼッタのアソコを激しく触りグレイドル様はロゼッタに何度も同じことを聞いた。
「指だけでいってしまったようだな。」
「はぁはぁ。い、いっておりません。」
「息が上がり、足がびくついているのはなぜた。」
「そ、それは・・・。」
「もう一度、聞く。ロゼッタはカヌレル王国の姫君なのか?」
「何度も言わせないでください。私は姫です。」
「仕方がないな。押し込むしかないかな。」
ロゼッタはなにか起きようとしているのかわかっていなかった。
「ロゼッタは何も分かってない様だな。私のモノをロゼッタの蜜壷を出し入れをする。即ちロゼッタにとって苦痛という名の痛みと屈辱を与える事にになる。ロゼッタ。お前が正直に答えた方が身のダメだそ。」
「や、やめてください。お願いします。」
グレイドル様はロゼッタの蜜壷にグレイドル様のものが入る何度も出し入れしてロゼッタは痛みと屈辱で涙が流れる。
「ロゼッタの蜜壷はきついな。・・・ロゼッタ。お前は本当に姫様なのか?」
「私は・・・姫様しゃ・・・ない・・・。」
ロゼッタは気を失った。
ロゼッタは目が覚めると裸に布団かけられていた。
「目が覚めたか?これは飲めるか?」
グレイドル様はロゼッタに飲み物を渡した。
「これはユーストロ地方のベリージュース。グレイドル様はご存知でしたの?」
「ユーストロ地方は何度も経由と滞在したことがあるから知っていた。涙を流しながら『帰りたいと』と呟いていた。純粋なものに付け込んでいたんだろうと思っていた。」
『なんでお優しいお方なんだろう。グレイトル様に全てお話をしても大丈夫かしら。』
「あ、あの、全てでが嘘ではないと思うんです。」
「それはどういうことだ?」
カミュルスに言われたロゼッタの父親と母親の子であること、仲間を沢山殺した事を話をした。
「・・・と事なのです。仲間思いの母は関係ない、何もしていない仲間を殺すことがないと思うんです。なにが起きたが分からないんです。」
「その件は本当ならば当時のお母様はお腹に赤子を隠していたのは正解だったようだな。しかし、カヌレル王国は舐められたもんだな。」
ロゼッタはグレイトル様の怒りに恐怖を感じ、すぐに謝罪をした。
「カヌレル王国が大変失礼をしてしまい、申し訳ございませんでした。」
「ロゼッタは謝る必要はない。不自然な事が多いから調査が必用だけだ。このことは内緒な。」
途中から耳元で囁かれロゼッタは顔は赤くしながらも頷いた。
「契約書を見てどう思った?」
「あの契約書は我がものにしようとしたものしか感じられません。私なら、」
「それでも契約は結ばぬが?」
「私が本当の姫なら、王様に項目を変えてもらうよう直談します。」
グレイドル様はロゼッタの言葉に魅力を感じた。
「服は適当に持ってくるがいいか?」
「グレイトル様のお手わずらせるわけにいきませんわ・・・。キャッ。」
ロゼッタはベッドから落ちて、グレイドル様は気づいてペットに戻してくれた。
「あなたに無理をさせて全て吐かせたんだ。暫くはゆっくりしてくれ。」
「あ、ありがとうございます。」
着替え終わって落ち着いた頃にグレイドル様は話をしてきた。
「近々、食事会に招待されたがそこで国王陛下も参加されることになっているか、参加出来る状態では無いだろう。」
「私も参加しても大丈夫なんでしょうか?私は王の娘ではない可能性があるがきり無理なのではないでしょうか?」
「以前、国王陛下と最強女騎士ににお会いした事があるが、どことなく2人に似ている。」
「お会いしたことがあるのですか?父の話はしなかったので全く知らないのは良くなかったのかなと思います。」
「食事以外で会える機会はいくらでもある。諦めないで行けばいい。」
「ありがとうございます。」
「食事会は国王陛下会えるか分からぬうえに書き換えの話は出来ぬだろうが日改めて会う予定だ。ロゼッタも同席してもらう。嫌か?」
「是非とも参加させて頂きたいです。」
ロゼッタは初めて笑顔で答えた。
グレイトル様は笑顔見たのが初めてでトキとし感じたがすぐに落ち着いた。
数日後の夜に食事会に参加したが国王陛下は不在だったがカミュルスに睨まれカミルは不貞腐れた感じていたがミラスは心配してくれていた。
ロゼッタとグレイドル様は食事会が終わり廊下を歩いていた。
「ロゼッタ。顔色悪いが大丈夫か?あの状態じゃ無理はないか。」
「申し訳ございません。・・・。国王陛下は不在でしたね。」
「体調不良で出席は無理なのは仕方がないが、直接会うことの予約出来でいる。それまでは待っていただく形になってしまうが良いだろう。」
「わかりました。血を摂取をしてないみたいですが大丈夫でしょうか?」
「数日は大丈夫だ。」
「あ、あの。」
「どうした?」
「お部屋にお戻りになりましたら、私の血を吸ってください。」
グレイトル様はロゼッタ耳元で囁いた。
「言葉の意味わかっていて言ってるのか?」
ロゼッタは頬を赤めらせ、もじもじしながら話した。
「は、はい。ぐ、グレイトル様なら、す、吸われても良いと思っています。」
「お部屋で頂くとしよう。血を分けて貰ってすまないな。」
「よ、良いのです。きょ、協力をし、しあう仲なので・・・た、たいしたことはしておりません。」
「初めて会った時より良い顔しておるぞ。」
「そ、そうでしょうか?」
「会った時は不安の中がむしゃらに頑張ろうとしてたのがいまは笑顔で俺の周りをやることは成長したと言っていいだろう。胸を張っていい。」
お部屋に入りロゼッタはグレイドル様に首筋を差し出しグレイドル様はロゼッタの首を噛み血を吸ってる間気持ちよくなりすぎで声を出しかけたが必死に抑えてた。
グレイドル様は血を吸い終えると舐めて噛み付いた後が無くなっていた。
ロゼッタは床に座り込んだ
「ロゼッタ。血を分けてくれて助かった。戦いまでは持たないかと思っていた。感謝をしている。」
「いえ、大したことはしてません。」
グレイドル様はロゼッタを抱えてベットまで運んだ。
「翌朝までには回復はすると思うが体調悪ければ言え。良いな?」
「は、はい。あ、あのう~、お聞きしたいんですが、よろしいでしょうか?」
「何が聞きたい?」
「グレイトル様のお国の事をお聞きしたいのですが、お聞きしたいです。」
「我が国の事を知りたいという事かい?」
「はい。ヴァバイアの国は夢物語みたいな話だと思ってました。グレイトル様にお会いして興味が湧きまして、知りたいと思うのは人間の心理なのです。」
「わははは。面白いこと言うんだな。何でも話そうじゃないか。ヴァンバイアは純血とハーフの2種類いるんだ。」
「純血とハーフはどう違うのか知りたいんですがきいてもいいでしょうか?

「純血はヴァンバイアで受け継がれてきた者、血液しか受け付けない、主な食事になる。ハーフは人間がヴァンバイアになった者や人間とヴァンバイアの間に産まれた子もハーフになる。純血とハーフは6・4の割合でハーフが少ないかな。」
「グレイドル様はどちらに当たるんでしょうか?」
「私の場合はハーフだよ。父上がヴァンバイアで母上は元人間だよ。今はハーフになって元気に父上と仲良し夫婦だよ。」
「そうなんですね。私も結婚したら、グレイドル様のご両親みたいな家庭を築きたいです。」
「ロゼッタなら、優しく、おしとやかだから、良い家庭を築くことはできるよ。」
「本当ですか?グレイドル様に褒めていただいたのが嬉しいです。ハーフの皆さんのお食事はどうなさってイラシャるんでしょうか?」
「重に血液は取るよ。人間の食事も少々取るが所詮ヴァンバイアだから、血液取らないと暴走する危険はある。ロゼッタが血液を頂いたから、災厄のケースは免れられた。感謝をしている。ありがとう。」
「お怪我をなさった場合はどうなさってるんですか?」
「小さい怪我はそうでも無いが大きい怪我は、すぐには治らないが数時間出治るがその日のうちに血液を取らないと死に至る場合が多いかな。」
「そうなんですね。街では人間の食材もお売りになさってるんですか?」
「売ってるよ。血液のパックが多く売ってるし、自宅にも届くようになってるよ。一度は招いて街のことや城で紹介したいくらいだよ。良き友人でいるからな。」
(良き友人かぁ・・・。恋人になれたらいいのにな・・・この任務が終わったら最後になるのは辛いな。)
「なにか寂しい顔しているがどうした?」
「い、いえ何でもありませんわ。」
「そうか?今は、私と仕事関係と友人関係で寂しいと考えてなかったか?」
「いや、その、・・・え〜とその・・・グレイドル様に恋をしちゃまずいのかなと浅はかな考えてしまいました。申し訳ございません。」
「気にしなくていいよ。私もロゼッタに恋しているがそなたの父親に会えたなら、挨拶したいと考えている。内緒の恋をしてくれませんか?嫌か?」
「いいえ、いいえ、不束者ですがよろしくお願いします。」
「ありがとう。初めて会った時に妖精のような素敵に見えたんだ。恋人でも妻でも身の回りはロゼッタに任せたい。それくらい愛してしまったんだ。」
「あわわ。そう言っていただけるなんで。服のせいではないでしょうか?」
「いいや、初めて会った時に可愛く素敵な女性なんだと自覚持って欲しいと思って欲しい。」
「私は人間ですから、長くは生きられません。私が死んだら、グレイドル様に寂しい思いをしてしまうのでは思うと辛いです。」
「この結婚が認められ、正式な夫婦になったら、ロゼッタはハーフヴァンパイアになって欲しいと思っています。」
「ハーフヴァンパイアになることは簡単になる事はできるのでしょうか?」
「私の血を摂取をすればなれます。直接飲むのは可能であれば口移して、飲ませたいと思っています。」
「口移しって恥ずかしいです。」
「口移しは完全な夫婦の証であり、ハーフヴァンパイアになれることなのです。いずれはキスはすることになることになるのでそれまでは待ちます。」
ロゼッタはグレイドル様の頬にキスをした。
「い、今は口はできませんがいずれは口にできるようにど、努力しますね。」
「頬をキスしてくださるのですね。頬は信頼の証として受け取りますね。」
「ぐ、グレイドル様。ななな、なに、さ、さらっとお話をしてくださるんですか?」
「愛してしまった女性から頬にキスをくださるなど、光栄の極みですよ。おりょうりは美味しいですし、ですが、首から血を吸って吸ってしまったことを申し訳ないと感じでますし、恥ずかしいと感じでいるんです。」
「愛した方が困っていたら、助けたかったのです。血を吸って欲しいと首を差し出したのは私です。同意のもとです。お気になさらないでください。」
「ロゼッタ。これからロゼと及びしても宜しいですかね?」
「はい。ロゼとお呼びください。グレイトル様、私もグレイ様とお呼びしたいです。」
「もちろんだ。家族以外呼ばせていないんだ。ロゼにしか呼ばせたくなってきた。」
「ぐ、グレイ様、何しているんでしょうか?」
「何でもない。気にする必要はない。」
「そ、そうでしょうか?」
「ロゼ。ロゼは戦う気になれば誰も寄せすけない力がある。だか、また自信と勇気が無いから、本来の実力が発揮できていないんだ。何が不安で何が怖いんだい?」
「・・・私の母の事です。母は国王と色仕掛けとか、実力行使で見たらなことしたのか分からないのです。母はそんなことは出来る人では無いことくらいわかっているのですが、どうしても分からないのです。直接会って聞けば早いのかもしれないのですが会う機会がないのでどうしたらいいのか分かりません。」
「そうか。全て分かったら、カミュルスと戦わないと行けなくなる。ロゼは無理に戦えとは言わない。お願いとして私の戦いの勝利の女神になってくれるか?」
「私ですか?・・・私は戦ったことはございません。戦えると思えませんし、勝利の女神なんて・・・。」
「大丈夫だ。側に居てくれればいい。ロゼはロゼのお母様から何か教わっていたのかい?腕は何もしていない腕では無いと思うが?」
「母からは剣術と体術を教わりました。地味でラフなこの服装のが好きなんです。」
「ラフな服装は剣術や体術に動きやすい服装だよな。なに持たせないで連れ来られたんだな。ロゼように剣を用意しようどんなのがいいんだい?」
「申し訳ないです。」
「念のために持っていて欲しいんだ。」
「グレイ様の剣を握らせてもらえますか?」
グレイトル様はロゼッタに剣を渡した。
「この剣の幅を少し広げられますか?後、短剣2本とか用意できますか?」
「幅広くって重いの好きなんだね。」
「え〜とそうですね。母も大きく大きめなの使っていまして、短剣2本とかも利用していました。私も習いながら熊や鹿などもそれ使ってやっていました。」
「見てみたかったな。」
「見世物では無いのでご遠慮ください。人前でやる実践は初めてなので上手にできるか不安ですが、できるように頑張りますね。」
「ロゼのイメージする剣はあったな。すぐに用意しよう。共に頑張ろうね。」
「は、はい。なにからなにまでしていただきありがとうございます。」
「良いんだよ。自分の身を守れる事はいいことだ。期待しているからね。」
「はい。期待に応えられるように精進して参ります。」
「急だが、今晩、会えることになっている。その時に色々聞くつもりだ。剣は早急に届けてもらうようにする。いいかな?」
「わかりました。」
ドタバタと走りながら入ってきた。
「グレイドル様。頼まれていた剣と短剣5本とウェストポーチをお持ちしました。こちらでよろしいでしょうか?・・・。今、ご迷惑でしたか?」
「タイミングが悪かったが悪い。まっいい。ロゼ。この種類でいいか?」
ロゼッタは確認をしたあと、付けて、剣や短剣を握ったりし確認した後、グレイドル様にぐるりした。
「グレイ様、似合いますか?」
「似合うが一時的なものだが許しておくれ。」
「軍で使われるものでしょうか?」
「ああ。軍で使われるものだがお母様から教わっているなら、その剣と短剣を使って自分の身は自分で守りなさい。」
「無いよりはマシって事ですね。・・・分かりました。身の安全とはいえ、剣と短剣をお借りします。グレイ様も死なないでくださいね。」
「ロゼ・・・お前も死ぬなよ。」
「はい。グレイ様・・・あ、あの・・・共に戦います。」
「無理に戦う必要はないよ。」
「い、嫌です。グレイ様だけ戦わせるのは嫌です。1人で戦わせるのはどうしても嫌です。私も、足でまといにならぬように戦いますので、私も戦わせてください。置物だけの 勝利の女神なんて私は嬉しくはありません。いざとなれば私も 戦いますからね。」
「初めて会った時は産まれたて子鹿のような弱々しいかったのに今では頼もしくなった。俺は・・・俺と一緒に成長をし、共に戦える強い女性が好きなんだ。他の女性は一緒にいる時間、共に戦ってくれる時間、癒しの時間を共有できる人が巡り会えなかったけどでも、ロゼは共に居て全て満たされて嬉しいんだ。それで恋をしてしまったんだ。この戦いが終わってもそばにいてくれますか?」
「私でいいんですか?私は人間でグレイ様より長生き出できませんし、そこまで共有できる自身はありませんよ?」
「大丈夫だよ。ハーフヴァンパイアになれば長生きはできるし、共にきょうゆうもり会しあって欲しい。人生の伴侶になって欲しいと願ってしまった。こんな俺でもダメかな・・・?」
「・・・こんな私を伴侶を願ってくれて嬉しいです。不束者の私ですがよろしく・・・お願いします。」
グレイドル様はロゼッタに優しくキスをした。
「今夜、国王陛下に会いに行くんだがその素敵な姿で行くのか?」
「えっと・・・少しヘヤーセットしようと思います。」
「そのままの姿でいいのでは無いか?十分素敵だけどな。」
「グレイ様がそのようなお褒めの言葉が嬉しいですわ。花の髪留めをつけてもよろしいでしょうか?」
ロゼッタのバックから琥珀の髪留めが出てきた。
「この髪留めは?」
「母は亡くなる時にこの髪留めを頂きました。母は髪留め、ブレスレットの2点しか装飾しか持ち合わせていて大切にしていたのです。」
「どれも王族にしか身につけてる品物ではないか?隠していたということは良かったものの、知られていたなら大変な事になっていただろう。ロゼの母はお腹にややこの事や装飾の事を黙っていた事は正解だろう。今夜、ロゼッタの疑問である実の子かどうかとカヌレル王国の過去が知れるだろう。」
「その後のカミュルス様の戦いがありますがどのような考えなのか、分かりません・・・ですが、私は前に立ち向かいます。グレイ様と共に生きるダメに戦います。」
「共に戦ってくれてありがとう。戦いの前後に血を分けてもらうことになるがいいが?」
「もちろん。お吸いなってください。愛した殿方に血を捧げる覚悟は出来ております。」
「そこまでする必要は無いぞ。ロゼッタがいなくなってしまったら、俺は誰を誰を愛せばいいんだい?そんな事を言わないでおくれ。」
「グレイ様・・・・。申し訳ございません。」
グレイドル様はロゼッタの頭にポンと手を乗せた。
「分かってくれればいいよ。俺と共に歩んでくれるくれると言うのは1番嬉しいことだから。」
「グレイ様。」
ロゼッタは目を潤ませた。
グレイドル様は優しくロゼッタを引き寄せ優しく抱きしめた。
夕方まで話をした後、ロゼッタは髪の毛のセットした。
「ロゼ。準備はいいか?」
「はい。準備も覚悟もできております。グレイ様、よろしくお願いします。」
「ああ。」
王の寝室の部屋まで歩き、部屋の前に着いた。
「ロゼ。緊張してるだろうが大丈夫か?」
「とても緊張しております。私が疑問になっていた事が聞けるので緊張しております。」
「どんな結果であろうども共に戦い、進もう。」
「はい。」
グレイドル様は王の寝室のドアを叩き、2人は入っていった。
「ミューシュの娘の・・・。」
「ミスドロ・ガンツ・カヌリュウス国王陛下お初目かかります。ミューシュ・メラ・カヌリュウスの娘のロゼッタ・リュウ・カヌリュウスと申します。」
王はロゼッタの髪留めとブレスレットを見て目から涙を流した。
「私が愛したミューシュに送った品物だ。」
ミスドロ国王陛下はロゼッタの両手を握りながらも涙を流していた。
『ああ。母さんはミスドロ陛下の事を愛し合っていたんだな。』と感じどっていた。
グレイドル様はロゼッタの肩を優しく乗せると、ロゼッタはグレイドル様の顔を見て頷いた。
「ミスドロ陛下、16年前に何があったのか教えていただけないでしょうか?」
ミスドロ陛下はどんよりした表情で話し始めた。
「ミューシュと結婚して3年だった時の話になる。その時は経営難であり、カミュルスが暮らしていたラルデア王国が支援と共に使者として来たんだがその時に変わり始めたと感じたんだ。最初はカミュルスの宝石が盗まれたと騒ぎ初め次から次へとミューシュが売買と兵士を殺して土に埋めたとありえない罪をでっち上げてきたんだ。それで身を引く形でこの国から出て行く形になってしまった。ミューシュは仲間思いで売買するようなする事は出来ない女性だから、無実を訴えたが誰も聞き受けて貰えなかった。ますますカミュルスが政権を握られ、ここまで追い詰められたうえに国の経済が良くないの状態になってしまったんだ。儂は情けない王だ。カミュルスに全て任せれば民の幸せに繋がるたまろう。」
「現状は芳しくないな。」
「民は王の慈悲深いお心が届いておりません。このままでは王が自ら国民を手放した、見捨てたとお考えにいたってします。王であるのであれば自らから王というお示しください。おでかましいことは重々承知しておりますが、ミスドロ陛下の王である事をお示しください。」
「お気持ちは嬉しいが国の経済が・・・。」
「立て直しができるまでヴァンパイアの国ニッスイ王国が支援しよう。立て直しがで次第、更なる良好な条約を結べばいい。」
「グレイドル様。それでよろしいのでしょうか?」
「ああ。良好な条約をむすぶだめに俺が来たんだ。父上と母上には俺に全て任すと仰せつかった。仰せつかった以上の両国の良好な関係を築きたいと考えておる。」
「なんとお礼を申しあげたら良いやら。ゴホッゴホッ。」
「体調のいい時に作成をすればいい。完成したら、ロゼに渡すがいい。」
「ありがとうございます。ロゼッタは勝利の女神の名は引き継がれたんだな。」
「そうなんですね。」
(この契約ももう少しで終わってしまう。グレイ様と終わりになってしまう。)
ロゼッタは寂しそうな顔してるとグレイドル様はロゼッタのかたを載せた。
「カヌレル王国条約と別に頂きたいものがございます。」
「なんでしょうか?」
「ロゼッタ・リュウ・カヌリュウスを花嫁として頂きたい。ダメでしょうか?」
グレイドル様の突然の発言にミスドロ陛下はびっくりした顔した後、優しい笑顔で話し始めた。
「娘をよろしくお願いします。」
ロゼッタは嬉しさに涙が出ていた。
「ロゼッタはなぜ涙を流すんだい?」
「父は物心ついた時からいなく、誰なのか分かりませんでした。ミスドロ陛下の娘だと聞いても疑い想像つきませんでした。」
「そうだったのか。儂もミューシュに子供のこと聞いて疑っていたんだ。会うまでは信じれなかったんだ。しかし、会ってはっきりしたんだ。儂とミューシュの子であると。髪の色と瞳の色は儂にて、顔はまさにミューシュ瓜二つじゃ。性格は儂のように優しく、発言や仕草や正義感はミューシュにそっくりで会えて嬉しかった・・・本当に嬉しかった。グレイドル様。娘をどうか・・・よろしくお願いします。」
「幸せにします。」
「孫の顔見るまでは死ねぬわ。」
「そ、そのダメに病気とカミュルス様をなんと何とかしないと行けませんね。」
「分かっておるがガレスとミラスがカミュルスに着いておるからどう来るかが不安である。」
「そうですね。私が感じたのはガレス様とミラス様はカミュルス様の言動違和感があり、何かしようとしてる感じでした。この先、カミュルス様に癒着するようであれば、手を打たねばなりません。」
「その心配はない。母上に不審に思い調査をしていた。」
「ガレス様ミラ様。」
「ロゼ。頑張ってるじなないの。ロゼも気づいていて黙っているのはおかしくない?」
「ロゼ、そうなのか?」
「確証はありませんが、書類を見てもしかしてと言うのはあります。ヴァンバイアの国ニッスイ王をカヌレル王国引渡しと書いてありましたが、ニッスイ王国はヴァンパイアの国で恐怖のはずなのに引き渡せは無い・・・。潰すきでは?消すつもりなのか?と感じまして、ガレス様、ミラ様。違うんですか?」
「我々も最初はヴァンパイア王国は嫌いだが金銭面かと思い調べたら、ロゼッタの感じたどうりの消す気でいた。ニッスイ王国はそこまで黙せるほど弱者では無いはずなのに浅はかな女だ事。表ズラを剥がし正式な処罰を与えたいと考えている。」
「兵士はどう動かしている?」
「兵士らは我々、俺ガレスとミラスについて行く。動かしてくれている。レイドル様もそれなりに動いてると考えて協力を仰ぎに参りました。」
「ガレス、ミラスはカミュルスに慕っていたんじゃないか?」
「するわけないじゃいですか。兄上をこの国の王にして、後ろから操るのは嫌がってましたし、私をグレイドル様の婚約者仕立て潰したがるの嫌ですし 、ロゼを道具にしか思わないのはおかしいですわ。」
「ああ。俺達の最初で最後の反抗期ですよ。ロゼッタ。戦う目つきになったな。いい顔つきだな。」
「兄上がロゼをお褒めになるなんて。良かったねロゼ。私は強くなれると信じていたよ。」
「お褒めのお言葉ありがとうございます。」
「母上にはグレイドル様のお手伝い、補佐をしてもらっていると言ってあるから、俺らの書類の件は言わずとも理解しておるな。」
「承知しました。内密にやらせていただきます。」
「兄上も私も仕込ん出ないからね。」
「私自身が申し出しました。グレイドル様、ガレス様ミラス様はお忙しい身なので身動きが取れる私目がお仕事を動かさせていただきます。」
「ロゼッタはそこまでしなくてもいいんだよ。」
「そうは行きませんよ。お父様。書類にサインを貰って来いっと言う話がありましたが、カミュルス様に不自然思われないように自らこの仕事を率先してやって欺かせてまいりました。カミュルス様はミラス様と結婚させる話を聞いて私・・・だっても居られずにこの戦いに身を投じる覚悟してまいりましたの。」
「ロゼッタはグレイドル様と恋人になった今応援したいから気合い入れないとダメね。兄上。」
「ふ、フン。全てはお前のダメではないからな。グレイドル様に出会って急に戦いと恋愛に目覚めるとはな。人生はどう変わるかは見ものだな。」
「ツンから褒め殺しするのはどうなってますの?兄上。」
「事実を述べたまでた。自分からやると言った以上は最後までやりきれよ。仲間なんだから。」
「それって。」
「そうだ。1つのリーダーの集まりが出来た上に話もできた。ロゼッタは重大な仕事を務めていることをゆめゆめ忘れるなよ。」
「はい。重々承知しております。」
「ロゼッタは目的や目標がてきた途端に強くなって嬉しいわぁ。」
「そうでしょうか?」
「確かにそうだな。入ってきた時は不安そうなあ感じはあったが、儂が急に不安に襲われた時にロゼッタの顔が戦う戦士の様な強い意志で儂に話してるくれた。ミューシュによく似ておったわ。ミューシュに叱咤された気分じゃったわ。ミューシュの勝利の女神がロゼッタに引き継がれた今、儂はウジウジと寝てられん。可愛い子供達と国民タメに戦わなければならないと来たもんじゃな。」
「父上。父上がそのままの姿でいるのであれば玉座を引き渡してもらおうかとしていたがな。」
「そうはいかんぞ。儂は現役の王様と示すわい。」
「私は騎士団団長は知ってますか?」
「騎士団団長ですか?ウィリアム団長ですか?」
「正解。知ってたの?」
「会ったこともありますが、律儀で堅物だが、忠誠心が強いとお聞きしました。団長はミラス様のことを『私の未来の花嫁に無礼や傷つけたら、承知しないぞ。』と怖い顔で言われまして・・・。」
「ウィリアム〜・・・。なにしてるの。恥ずかしいじゃない。ガレスは使用人の1人と交際してるのよね。良き理解者と巡り会えて幸せね。」
「そうなのですね。カミュルス様には戦いが終わるまでは内緒してましたね。」
「ああ。勝手な振る舞いはさせまいと必死になるぞ。孫がたけるまでは何とかしないとな。」
「そうですね。」
「終わったら、盛大な挙式をあげることになるな。」
「お父様は、張り切っているな。俺達が予定どうりにやらないとお父様が暴れそうだな。」
「儂は王だぞ。なにもやるなは酷くないか?」
「病人の父上が全て暴くと何するか分からんから止めてください。」
「ガレス様の指示にしたかってください。」
「ロゼッタは何か情報はあるのか?」
「はい。カミュルス様は銃を輸入、保持してると情報があり私が目視しております。保持や輸入はカミュルス様のみです。」
「ちょっと待て本当なのか?」
「書類の確認をしてください。」
ロゼッタはバックから書類を渡すと皆は確認をした瞬間絶句していた。
「ロゼッタはよく書類手に入れられたな。」
「商人からこちらのバックを輸入した際に頂いたものです。こちらの国でも銃の規制があるとお聞きしました。確認できるまでは銃は保持出来ぬと考えておりました。」
「この国カヌレル王国は銃は保持や輸入の規制はかかっておる。分かればバレるはずだ。よく調べたものだな。なにか褒美はいるか?」
「お許しいただけるならガーターナイフや銃を所持することをお許しいただきたいです。」
「丈が短いドレス着る予定なのでダガーナイフは腰ポーチに保持します。銃はガーターリングしようかと考えてます。ショルダーホルスターは目立ちすぎますから。」
「ショルダーホルスターにして、ショルダーホルスターを隠れるくらいの短いボレロをつけて戦いを挑んでくだい。」
「分かりました。すぐにドレスと武器を用意します。」
「お金はこちらで持とう。しっかり品定めしろよ。」
「分かりました。」
「ガレスがここまで投資の話するなんで。」
「ロゼッタは朝早くに剣の素振りやレプリカの銃の打つ練習しているんだから。こいつは素質あるのは目に見えている。与えても良いと思っている。死なないだろう。しぶとそうだし。」
「しぶといは余計なお世話ですわ。」
皆は笑っていた。
「グレイ様、ガレス様、ミラ様カミュルス様に警戒され、監視されており身動き取れない状態なんですが、皆様に調査任せきっりで申し訳ありません。」
「いや、ロゼに集中してくれているから調査が終わっている。決戦の時まで引きつけろ。問題起こすなよ。」
「ええ。決戦の時まで弱々しく演じで見せましょう。それが私の任務の1つですから。」
「俺達の時は普通に話は出来でいるが母上がいる時はよそよそしいが母上の前だけ演じでいるのか?」
「してます。本気でやってます。カミュルス様はバレてないか不安ですが、決戦までは演じてますか、バレてないかヒヤヒヤしてます。」
「昼間に会ったがいつまでよそよそしいと言うか、ビクビクしてるのかしら?普通にして欲しいものだわ。臆病な性格なのかしら?まぁ、仕事をやってるみたいだから、いいとしますか。と言っていていたぞ。注意を引きつけることを継続しつつ、我々の仕事を手伝うのやってくれ。」
「かしこまりました。」
「儂は制約を頑張って作らないとみなに負担をかけるな。」
「体調良くしてください。」
「改善します。」
ミスドロ陛下が制約書を作り上げてる中、ロゼッタは服装が変わり、よそよそしく歩いているとカミュルス様は不審に感じ、洋服の事を聞いたら、ガレスとミラスの趣味だからでロゼッタも気に入り、来ていると伝えると素っ気なくとっかにいた。
グレイドル様とミスドロ陛下の制約か問題なく行われた。
カミュルスは契約書がいつまでだっても上がってこない事にイラたち覚えカミュルスはロゼッタの髪の毛を掴み大きい集会場所に連れていかれた。
そこにはミストロ陛下がお座りになっていて、ミラスとガレスがたっていて、5人で話していた決戦の時が来たんだとわかった。
「いつまで頼んだ契約書にサインを1つ取って来れないわけ?」
「私に言われましてもグレイドル様は業務がお忙しいお方でサインするのにお時間がかかっておられるかと思われます。」
「ずべこべ言わずに取るのはあなたの仕事でしょうか。」
カミュルスはロゼッタに平手打ちした。
「あなたは身体使っててもできたはずでしょうか。」
カミュルスはロゼッタにもう2発平手打ちをした。
「あなたに頼むのではなかったわ。まぁいいわ。ミラスにヴァンバイアの国ニッスイ王国嫁がせてサインさせればいいのだわ。良いわね。」
「母上。私には、」
「おだまり。私に口答えする事は許しませんわよ。ロゼッタの様になりたくはなければゆうことを聞きなさい。」
「そこまでです。カミュルス・ミナ・カヌリュウス。」
扉から入ってきたのはクレイドルだった。
「グレイドル様。いかがなさいましたの?ロゼッタですか?ロゼッタは今、解雇なさったところなのです。ミラスが引き継がせますね。」
「その必要は無い。ここに正式な契約は提携された。」
グレイドルは契約書を出した。
契約書を見たカミュルスは驚き、ミスドロ陛下に攻め始めた。
「これはどう事なの?私の許可無しにやることは無いじゃない。」
「儂はこの国の主だ。どのようなやり方でやろうにもカミュルスの許可は必要は無いはずだ。」
「そのどうりだ。カミュルス・ミナ・カヌリュウスについて調べさせていただいた。ラルデア王国の支援とう昔に支援は終えてるとの事だ。」
「なんですそ?」
ラルデア王国からの書簡を広げて見せた。
「闇売人に宝物庫に保管されていた品をちょこちょこ販売をし、ラルデア王国から支援してるように見せていましたね?そこもウィリアム騎士団長に密かに調べさせ、それをやった兵士は取り調べさせてますし、ルートも調査してます。それも明るみになるでしょう。」
「ロゼッタ。調べていたのか?」
「はい。ガレス様、ミラス様が宝物庫に保管されている宝物を確認したところ何十点減ってると話しておられていたから、調べさせていただきました。証拠も確証も揃ってますよ。」
「ロゼッタぁぁぁ。勝手な事をすることをするなぁァァ。はぁはぁ。計画が崩れたから仕方がありませんね。最初にヴァンバイアの国のニッスイ王国の王子には死んでもらう。」
いきなり胸の谷間から銃を取り出しグレイドルに弾丸を放った。
グレイドルは交わしたが、交わしきれずに左肩を貫通してしまった。
「グレイ様。」
「俺は大丈夫だ。ロゼ。取り押さえろ。行け。」
「おまかせを。」
ロゼッタは抜刀をし、カミュルスに突っ走った。
カミュルスは銃を撃つかロゼッタが刀で全部弾いた。
ロゼッタは短剣を投げてカミュルスの腕に刺さり、銃が落ちた。
ロゼッタはそれは見逃さずに刀で弾き飛ばし、左手でカミュルス投げ飛ばして取り押さえた。
「なんで馬鹿力でなんで言う実力なの。狂戦士なの。この手を離しなさい。私の言うこと聞きなさい。私の言う事を聞きなさい。馬鹿女が。」
「聞けません。貴方が犯した罪を悔いた方がいいですよ。」
兵士が入ってきてカミュルスを連行されていかれた。
ロゼッタはグレイドルに駆け寄り、心配した。
「グレイ様。大丈夫でしょうか?」
「心配ない。ほぼ治りかけだ。血は少し流しすぎたくらいだ。後で、血を分けてもらえるか?」
「わ、分かりました。グレイ様。死なないでください。」
「ロゼも怪我しているだろう。ロゼも死なないでくれ。お前がいないと寂しいから。」
「私もグレイ様が居なくなさったらどう生きていけば良いか分かりませんから。」
ロゼッタとグレイドルは微笑みながら見つめ合った。
2人を見ていた周りは入るスキがないんだな分かっていたうえにお部屋でやってくれと思っていた。
グレイドルはロゼッタの肩に手をまわし立ち上がった。
「グレイドル様とロゼッタよ。儂が調査を問い詰めなければならぬ事をグレイドル様とロゼッタが調べ問い詰めさせることをさせてしまった。ロゼッタに取り押さえることまでさせてしまいまことに申し訳なかった。」
「あとの処罰は任せて良いだろうか?」
「はい。まかせてください。ガレス。ミラスはロゼッタを教育してくれた事、兵士を呼んでくれたことを感謝をしている。」
「反省しているなら、隠居したらどうですか?」
「後処理がが終えるまでは隠居はできんし、民々にも申し訳ないことした。回復できないたことが無念でしかないのだよ。」
「私達が母上が囚われていたから、何も出来なかったが大病を患いならも国民のために戦っていた。と伝えればいいのではいいのではないでしょうか?」
「王がいない場でのお言葉は信用は怪しいかと思われます。」
「だったらどうしますの?」
「ミスドロ陛下も参加してもらい、話していただきたい。誰が王を助けたのかも付け加えて頂けないでしょうか?」
「父上も同席ですか?気は確かですか?」
「落ち着けミラス。ロゼッタの言い分も一理ある。国民は王に不信があると兵士経由できていただろう。なんのストーリーも無しに平和になりましたとか、言われても納得は行かぬものも多く、反発する者が起き、国内戦争が起きかけぬ。過去と現在を話し、これからの話をせねば国民は着いてきてくれぬだろう。ミラス。ウィリアム騎士団長との結婚しても幸せになって欲しいから話しておるんだ。私に任せてくれぬか?」
「兄様。」
「大丈夫だ。グレイドル様、ロゼッタ。明日の朝、国民の前で話すので、2人も参加して頂けないでしょうか?」
「分かりました。」
「ついでに私達も挙式したいわ。」
「全て終わり次第だな。」
「グレイ様。顔色が悪いです。お部屋に戻りになられますか?」
「本当に大丈夫でしょうか?」
「血液は無いから、どうしたらいいものやら。」
「ロゼッタから、分けていただくので問題は無いです。」
「どういうことでしょうか?」
「ますます、顔色悪いです。今噛んで、私の血を飲んでください。」
ロゼッタはショルダーホルスターとボレロを抜き肩の素肌を表した。
グレイドルは躊躇していた。
「お願い。私の血を飲んでください。あなたがいない世界で生きては行けないの。あなたが居るからこそ幸せなの。・・・ねぇ、お願い・・・生きて欲しいの。」
ロゼッタは涙を流しながら訴えた。
「ごめんな。ロゼッタ。ロゼッタにそこまで言わせるなんで・・・俺は情けないな。血を貰うな。」
そう言うとグレイドルはロゼッタの首筋を噛んで、血を飲んだ。
ロゼッタは噛まれた瞬間、ビクッとした後にグレイトルは左手はロゼッタの背中に回し、グレイトルの右手はロゼッタの頭を撫でた。
グレイトルはロゼッタの血を飲み終えた後首筋をなめた後いきなりロゼッタに唇にキスをした。
ロゼッタはビックリしていた。
「ありがとう。生涯、ロゼッタしか愛さないから覚悟してな。」
「浮気は許しませんから。」
「もしもーし。キスの後にイチャイチャしないで貰えますか?」
「・・・すみません。」
「ロゼッタ。血を分けていたけど、大丈夫か?」
「すこし、貧血になってるけど、大丈夫です。」
「無理しないでよ。血を吸われたあとなんだから。それよりグレイドル様の顔色良くやりましたね。」
「ロゼッタのおかけで良くなりました。ロゼッタはご飯食べてよく寝てな。」
「分かりました。」
「みんな、お部屋で休もうか。」
「はい。キャッ。」
グレイドルはロゼッタをショルダーホルスターとボレロを治した後、姫様抱っこした。
「ロゼッタは、血を頂いたので、心配なので抱えて部屋に戻らせていただきます。」
「あらあら。ロゼッタに夢中なのね。」
「俺の初恋はロゼッタなので。よろしいでしょうか?」
「ごゆっくり。」
ロゼッタとグレイドルはお部屋に戻りご飯食べ、ゆっくりした。
「ロゼッタ・・・。」
「なんでしょうか?」
「怪我は無いかい?」
「私が食事中に治してくれたおかけで痛みもないです。ありがとうございます。」
「そうか。戦わせてすまなかった・・・。」
「ソワソワしてますか、どうなされましたか?」
「・・・抱かせて・・・欲しいです。」
「抱く?」
「みだらな・・・行為・・・です。」
グレイドルは顔を赤くした。
その意味を知ったロゼッタは顔を赤くした。
「や、優しくして・・・ください。」
「拷問とか言って、最低な事をしないので、よろしくお願いいたします。」
グレイトルはロゼッタを抱きしめながらカギホックを取りファスナー下ろされ、ドレスや下着を下ろされた。
「グレイ様。私だけ脱ぐのものもズルいですグレイ様も脱いでください。」
「大胆だね。歯止めが利かなくなるぞ。」
「えっ?キャッ。」
ロゼッタはグレイドルのボタンを外した直後にグレイドルはシャツを抜いて、股の上にロゼッタを乗せた。
クレイドルはロゼッタをグレイトルの股を乗せ抱きしめた。
「今日は寝かせてあげられそうもない。覚悟出来ているか?」
ロゼッタはグレイドルを抱きしめた。
「よろしくお願いいたします。」
ベットはギシギシと鳴り響きあったあと寝込んでしまった。
2人は目を覚ますと朝を迎えていた。
ガレスやミラスが入ってきた。
「イチャイチャするのはいいが、ほとほどにしてくれよな。」
「は、はい。す、すみません。」
「まあいいじゃないですか?6時にノックをせずに入ったのもよくなったですよ。それに兄様。2人に伝えることがございますでしょう?」
「そうだったな。俺と俺の婚約者、ミラスとウィリアム団長、グレイトル様とロゼッタの3組と王様で朝食取る事になった。理由は我々が結婚をすることになったのに顔見せができていないから王は寂しかっているんだ。9時に国民に話をした後に挙式を考えている。挙式の準備はできている。グレイトル様とロゼッタも参加してもらいたい。可能だろうか?」
「こちらで挙式しても良いのだろうか?」
「ニッスイ王国でもあげるだろうが、ロゼッタの母上と俺達の父上が同じなら兄妹には変わらぬだろう。だから。我々共に参加する権利あるだろう。挙式終わったら立つんだろう?」
「その予定た。ロゼッタも連れてだけどな。ロゼッタも参加するか?」
「今後、このような食事会、話もできる機会はもう無いかもないでしょうでしょうし、お世話になった方に挨拶したいです。」
「お話?」
「はい。戦うきっかけ頂いた事、調査に協力頂いた事に感謝してますの。だって、グレイトル様と婚約出来たことをうれしいんですもの。」
ロゼッタは恥ずかしそうに話した。
「あらまぁ。嬉しい事を言ってくれるなんでね。着替えをしたら食堂に来てねぇ。」
「は、はい。」
ガレスとミラスは部屋から出て行った。
「嵐のように来て嵐のように去りましたね。」
「ああ。こちらとしては恥ずかしかったものだ。」
「困ったものですわ。ニッスイ王国でも2人でいられる時間ができると良いですね。」
「できるさ。俺の両親がこんな可愛い嫁さん来たら、どんちゃん騒ぎになってロゼッタが疲れると思うよ。さぁ、着かえて行こう
か。」
「は、はい。分かりました。グレイ様のご両親の方はすごいんですか?」
「なんと言うか、業務はかっこよく、憧れるが俺らには子供のように無邪気になるから呆れる。」
「そうなんですか?お会いするのは緊張と楽しみなんです。ご両親と上手くやっていけるか心配です。」
「初めて会った時のことを思い出すが大丈夫だよ。俺が助けるし、守るからね。」
「ハーフヴァンパイアになる事は難しいのですが?」
「ある血を輸血するとハーフヴァンパイアになるよ。俺がロゼッタを噛んで血を飲んでもハーフヴァンパイアになることは無いから心配しなくて大丈夫だからね。」
「輸血ですか?」
「ヴァンパイアにも医者がいるんだ。ヴァンパイアも人間と同じ怪我もするし、病気や妊娠だってするからね。心配しなくていいよ。」
「人間と同じようなんですね。」
「命の長さや怪我の治りの速さが違う事などあるがゆっくり覚えていけば良い。世界の変化も慣れればいい。」
「グレイ様と一緒に居れば何でも出来そうです。」
グレイトルとロゼッタは洋服に着かえ、見つめ合った後にキスをした。
「荷物も少ないんだな。」
「身一つで連れてこられたんで荷物がないんです。ほとんどはガレス様とミラス様が用意して頂いたものなので、自分で用意したものがなくて。」
「ニッスイ王国に来たら1から用意しような。」
嬉しそうに返事をした。
「朝食を誘われた会場へ参ろうか。」
「はい。」
グレイドルとロゼッタは食堂に入るとすでにみんな揃っていて、2人は最後だった。
「準備に手間取ってしまいまして、遅れてしまい誠に申し訳ありません。」
「よいよい。ちゃんと伝えなかった我々の落ち度だ。気に病む必要は無い。みんなで楽しく食事をとろうではないか。」
「ミスドロ陛下の寛大なお心に感謝を申し上げます。お食事を楽しませていただきます。」
「ロゼッタって、言葉使い素敵に言えて素敵ですね。感激しちゃいました。」
「ミラ様のお褒めのお言葉を感謝しております。ウィリアム騎士団長様。」
「何でしょうか?」
「無理な調査や売買していた者捕らえて頂き心から感謝しております。ありがとうございます。」
「お礼を言うのは我々、騎士団の方であります。調査と売買してるヤツらを捕えなければさらに罪を重ねていた。捉えてくれて感謝していると自供しました。それにミスドロ陛下やガレス様に向ける顔もありませんでしたし、ミラスと婚約は生涯なかったと思います。弱気になっていた私に報告及び叱咤激励を飛ばしてくれた事を騎士団一同、心より感謝しております。ありがとうございます。」
「大したことはしておりません。」
「ロゼッタ様はミューシュ・メラ・カヌリュウス様によく似ておられる。」
「申し遅れましたがミューシュ・メラ・カヌリュウスの娘のロゼッタ・リュウ・カヌリュウスと申します。父上はミスドロ・ガンツ・カヌリュウス国王陛下です。」
ガレス、ミラス、ウィリアム騎士団長とガレスの婚約者が驚いていた。
「どういう事なんですか?」
「カミュルスが来る前はミューシュとは夫婦だったんだ。ミューシュと結婚して3年だった時の話になる。その時は経営難であり、カミュルスが暮らしていたラルデア王国が支援と共に使者として来たんだがその時に変わり始めたと感じたんだ。最初はカミュルスの宝石が盗まれたと騒ぎ初め次から次へとミューシュが売買と兵士を殺して土に埋めたとありえない罪をでっち上げてきたんだ。それでミューシュが身を引く形でこの国から出て行く形になってしまった。ミューシュは仲間思いで売買するようなする事は出来ない女性だから、無実を訴えたが誰も聞き受けて貰えなかった。ますますカミュルスが政権を握られ、ここまで追い詰められたうえに国の経済が良くないの状態になってしまったんだ。儂は情けない王だ。カミュルスに全て任せれば民の幸せに繋がるたまろうと思っていたんだ。情けない父親であり、王の資格はないと思っておる。」
「いつまで、くよくよなさっていますの。お母さんに叩かれますよ。」
「こら。ロゼッタ。失礼ですよ。」
「ははは。良い。幼いころに平手打ちされたことがあるんだ。」
「そうなんですか?」
「ああ。ロゼッタは騎士団の家系で私は王の家系で幼馴染なんだ。ロゼッタはミューシュに仕込まれたんだろう?」
「騎士に舐めらぬようにと母の教えでした。しかし、私は戦いが好まないだけでした。」
「そうだな。ミューシュと同じ平和を重んじでたな。しかし、会えなくなるのは寂しいな。」
「いつまでもお会いしましょう。孫が生まれた時にミスドロ陛下にも子供抱いて欲しいですもの。」
「そうかい?嬉しいこと言ってくれるのぅ。」
「何しんみりしてんですか?我々家族だって父上に子供を抱いて欲しいと願っておりますよ。我々や平民のだめに病気に打ち勝ちましょう。」
「そうやのぅ。いつまでも寝てられぬな。孫に会えぬのまま深い眠りは付けぬな。」
「長い苦しみました。しかし、ミスドロ陛下がこの国を立て直し、カヌレル王国の未来を作ってください。そうではなど、母、ミューシュに叱責されますよ。」
「ああ。愛した女性に顔向けできぬな。その前に我が子の挙式見たいのぅ。」
「挙式も我が子を抱いてもらうわがままを聞きますからね。嫌、叶うんですからね。」
「分かっておる。10時に会見をして、午後には挙式をして貰いたいもよのぉ。」
「ご安心ください。昨日の夕方に10時に王室から重大なお話がありと、午後に王子と王女達の盛大なご成婚があると伝達してあります。」
「ウィリアム騎士団長はなんでも早くはないか?」
「我々が話し合い、早急にやった方がいいと結論になりました。」
「父上。国民の信頼を取リ戻し平和にしたくはないのですか?」
「後悔をする隠居されるんですか?王の復帰の最初の業務は始まっております。ガレス様に王の座を渡すものかといきこんでいたのも嘘でしたのでしたか?」
「嘘ではない。後悔する人生は困る。儂はどうすればよいのだ?」
「我々が話した後に父上も一言、話すんです。」
「大丈夫です。我々がついておりますので、安心してお話をしてください。」
「何から何まですまないな。」
「気にしないでください。家族なんですから。」
「ありがとう。そうだ、ロゼッタ。」
「はい。何でしょうか?」
「儂の事を陛下と呼んでいたな。」
「え、は、はい。」
「父さんと呼んでくれないか?儂とミューシュの子だからのう。今すぐは難しいのは分かる。いずれは呼んで欲しい。」
「呼んであげて。ロゼッタも父上の娘なんですから。」
「え、えーと・・・お、お父さん。」
ロゼッタは恥ずかしそうに話すとミスドロ陛下は嬉しそうにしていた。
「ロゼッタ。グレイドル様。ドレスは用意はできていますが、調整して終わりな状態です。」
「どんなドレスなんだ?」
「ロゼッタはストロベリーブロンドのロングヘヤーにかわいい顔立ちだから淡い青のドレスにしてみたの。似合うといいなぁ。」
「良いな。ロゼッタは妖精みたいな可愛いから、似合うと思うな。」
「そ、そうでしょうか?グレイドル様のタキシードは何色でしょうか?」
「青だよ。お揃いしてみたの。グレイトル様も素敵な金髪でカッコイイ顔立ちなのでお揃いにしても良さが引き立つもの。」
「ガレス様ご夫妻とミラス様ご夫妻はどのようなドレスを着られるんですか?」
「俺の妻のラミリスは藤色のドレスを着るぞ。俺は白いタキシードだ。」
「私はワインレッドのドレスを着ますの。」
「俺は黒いタキシードだが、マントが装飾されております。」
「ドレスもタキシードも素敵ですね。」
「何言ってるんだ?王室の挙式は豪華なんだけどな。」
「カヌレル王国から外れの街に住んでいたので王国のある街も王国あるのも初めてで国王陛下の娘である事お母さんがこの王国の騎士団だったことも未だに実感が無いのです。」
「そうだったのね。食事のとり方も慣れてないものね。」
「礼儀作法を覚えるのダメダメだったのも知らない土地から来たからだったのも納得だな。」
「ロゼッタはユーストロ地方の生まれ育ちだ。この国カヌレル王国連れてこられて訳の分からぬままやらされたから未だに苦労しているからな。」
「グ、グレイ様。苦労している事は恥ずかしいので話さないでください。」
「初めて会った時に比べてミスも減って、俺に堂々と話してくれるようになって嬉しいよ。」
「ほ、褒めても何も出ませんからね。」
「ちょっと待って。ロゼッタってユーストロ地方生まれ育ったんですか?」
「えっ。ええ。ユーストロ地方生まれ育ちましたが何が問題ありましたか?」
「ユーストロ地方はかなり、小さい街だが賑わいのある街で有名な街だが、そこに暮らしていたのか?」
「はい。街から離れると静かなところもあります。」
「ミューシュはそこで眠っているのか?」
「お母さんはそこで眠っています。」
「もう、最愛の妻・・・ミューシュにもうお会いできないのは寂しいのう。」
「お父さん・・・。」
「ミスドロ陛下。思い出を沢山お作りになってなってお会いで来た時に沢山の思い出話をして差し上げてはいかがだろうか?」
「思い出話ですか?」
「良いですね。お母さんにお会いして思い出話を沢山してください。お母さんはお喜びになられます。沢山の素敵な思い出をお作りしましょう。」
「ミューシュは思い出や出来事を話したら喜んでくれるかのう。」
「ああ。ミューシュ様は『今はこっちに来るのは、まだ早い。』とお𠮟りになられるでしょう。事自体が終わりしたい、リフレッシュでユーストロ地方で墓参りをして、少しバカンスを取ったりロゼッタと失われた時間を取り戻してはいかがでしょうか?」
「ロゼッタと一緒にユーストロ地方を滞在しませんか?」
「滞在ですか?」
「ロゼッタが案内も見もの周りのことをしてくれる。ロゼッタもやる気だそうだ。」
「ロゼッタ・・・そうなのかい?」
「がレス兄様。最後は余計ですわ。ユーストロ地方生まれ育ちなので出来ることはいたしますわ。」
「ロゼ。ロゼにとって大切で生まれ育った場所だから、たまに墓参りに行こうな。」
「グレイ様。何から何までありがとうございます。」
「気にする必要は無いからな。」
グレイドルはロゼッタに優しい表情で話をしていた。
ロゼッタは赤くしていた。
周りはクスクスと笑っていた。
「グレイトル様は指輪は用意していますか?」
「我が国ニッスイ王国から特注品で作らせて送らせました。ロゼッタにサイズが合え良いと思うが、指輪をはめても良いかな?」
ロゼッタは顔を赤くさせて左手を出した。
「ぐ、グレイ様。お、お願いします。」
「戦闘ではカッコよかったうえにグレイドル様に並ならぬ愛で救ったのに甘い態様に赤面すなんて可愛いわね。」
「平和と愛のためなら戦うのに勇気とあの実力は恐れ入ったがな。母上はちゃんと狙って打っていたはずだが、なぜ足の1発しか当たらなかったんだ?」
「狙いはよかったが、銃の威力に耐えらず外していたわよ。」
「ロゼはカミュルスの震える手を集中しながら短刀を投げる見極めるの上手かったな。」
「お母さんが持っていた銃の旧タイプだったから、助かりましたけどね。」
「旧タイプ?どういうことだい?」
「カミュルス様が持っていたのは旧タイプ。いいえ、問題となっていた銃ですね。その問題は18発出るタイプだが、10発目で弾詰まりして暴発するタイプ危険なタイプなんです。」
「そんな危険な銃を持っていたのか?」
「はい。母が旧タイプの銃のモデルガンと暴発したあとの持っていたので教わりました。新型持っていたので使い方を教わっていたので分かります。カミュルス様が打つ軌道は丸見えでしたので、態様できますよ。」
「ミューシュにどんなトレーニングしていたんだ?」
「銃の扱いや体術や過酷な試練で熊やイノシシ狩りや早い弓矢も飛んできたこともあるわね。生きる事に必死になっていたわ。」
その場にいた者は顔が青冷めていた。
「こうなる事が分かっていて鬼になっていたんじゃないかしら?」
「身体が鍛えられていたのも傷だらけなのもそういう事なのか?」
「鍛えられて、傷だらけの身体は嫌かしら?」
「むしろ好き。騎士たちに教えを頼みたいし、魅力の身体だよ。」
ロゼッタはグレイトルの頬を摘まんだ。
「ロ、ロゼ、い、痛いぞ。」
「変な事言うグレイ様はお嫌いですわ。」
「すまない。謝るから止めてくれ。」
「前々から思っておりましたが、グレイ様は変な方。」
「へ、変?」
「ヴァンパイアだから?」
「ヴァンパイアとか、関係ないと思います。グレイ様の変な癖と言いますか、性癖がある感じなんですよね。時よりですけどね。」
「初めて知ったかも。でも、許せる範囲内だからいいんじゃないでしょう?」
「まぁ、いいじゃいないか?しかし、グレイドル様とロゼッタが挙式や出立で準備で大忙しだな。」
「挙式をあげて貰えると思ってなくて、本当に幸せです。」
「挙式に参加をしても良かったんでしょうか?」
「気にしなくていい。プランに結婚も組み込んでおりました。グレイドル様とロゼッタの結婚も参加できるようにしていました。最後は少しでも素敵な思い出ができれば思い御用させて頂きました。最後は幸せの一時をお過ごしください。」
「ありがとうございます。」
「食事も終わったし、ドレスに着かえましょう。準備で時間がかかりますからね。」
「は、早くはありませんか?」
「女性でお話をしながら準備をしていましたら良い時間じゃないですか?」
「女性同士でお話をしたいのですか?」
「あらまぁ。ストレートに聞いてくるのね。」
「唐突にお聞きして申し訳ありません。」
「大丈夫よビックリしてしまっただけよ。愛する殿方ができたからいい感じになったのかしらね。3人で話したい事もあるし。ダメかしら?」
「良いですよ。楽しみですわ。」
「ロゼッタ。行く前にその剣や小刀について聞かせ願いたい。」
「なんでしょうか?」
「その剣や小刀はウヌプリウス一式と言うものではないでしょうか?」
「ええ。そうですか。何故それを?」
「その一式は騎士団では伝統のある品物であり、特殊な品物なんだ。易々と剣を抜き、戦えていた。小刀は刺さった後、言葉で相手にダメージを与える。特殊の品物だ。」
「危険の品ですが、もう一つの特殊の引継ぎがあるのはあるのはご存知でしょうか?」
「あるのは知ってますか、極秘で行われるから良く分からないんだ。事後報告になる事が多い。俺やミラスは生まれてから今まで引継ぎされたことがないのはロゼッタの家で持って行ったからか?」
「儂が知るのはウヌプリウスは魔剣一式で意思があり、一式を持つものは次期持ち主、ウヌプリウスの意志と持ち主が持ち主を選別をおこない、意思疎通が出来、剣が抜け、小刀の軽さで決まると言われている。ミューシュが選別行われる前に追い出されて選別が出来なかった。しかし、ロゼッタが一式をできたのはなぜだか分からぬままだ。」
「・・・。ウヌプリウス一式は王家に仕えていた品ものだと知りませんでした。母は魔剣で意思があるもの。そして受け継ぐ品物であり、きちんと見極め、育てる事。と教えられ、教育受けてきました。注意もあります。」
「注意?何があるんだい?」
「ウヌプリウス一式は意思があるもの。一式に意識を飲み込まれると暴走、相手を傷つけ殺めてしまい、自害もすることもあると言われました。」
「過去に暴走して殺め、自害をした者がおった。危険な品物を扱えておるな。」
「私も幼子の頃に触ってしまい、飲み込まれかけましたが、その時は母が助けて頂いたので今いられるのではないかと思います。今では、戦いでは最高のパートナーですね。」
「持ち出すのに苦労したんですよ。」
「扱いにくい子を連れ出していただき感謝してます。」
「どういゆう事だい?」
「ウヌプリウスは持ち主以外持ち出そうとすると重くなって動くんです。」
「重さと恐怖で苦労してたぞ。」
「申し訳ありません。」
「謝らなくていい。分かっていたことだ。ロゼッタ。ドレスに着替え終えたら、最初に俺に最初に見せてくれ。」
「わかりましたわ。」
「見ていてもおしどり夫婦で羨ましいわ。行きましょう。」
「私も旦那様とおしどり夫婦でいたいわ。」
女性達はドレスに着替え旦那様方に見せて和気あいあいをして、挙式行うと民々からお祝いの言葉か飛んでいた。
挙式が終わって着替え終わって、旅立つ準備をして旅立つ前にガレスとミラスに声かけられた。
「ちょっと良いか?」
「なんでしょうか?」
「父上を案内をお願いします。」
「任せてください。数ヶ月の滞在は良い思い出をつくれるようにしますね。」
「頼みます。」
「少人数の護衛で大丈夫ですよね?」
「はい。行き帰りは厳重の護衛しますのでご安心ください。」
「あなたは。私をカヌレル王国に連れてきた方々。」
「覚えていて頂き心より感謝してます。」
「皆さんが護衛してくださるんですか?」
「不安でしょうか、私達数名入っています。安心してください。」
「ありがとうございます。よろしくお願いいたします。」
「ロゼッタの生まれ育ったユーストロ地方でしたっけ?参ろうか?」
「はい。」
「馬は乗れるんですか?」
「乗れますか、問題はありますか?」
「すごいな。この馬はロゼッタの馬なのか?」
「ライガン。来てくれたんだね。」
「さあ行こうか?時間も無いから。」
「はい。皆さんお願いします。」
ユーストロ地方で楽しい期間を少し、ミスドロ陛下は騎士団と国に帰り、グレイトルとロゼッタはヴァンバイアの国ニッスイ王国へ向かいそこでも盛大な挙式行われた。
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