同期恋愛は山あり谷あり溺愛あり

 そんな身も蓋もない言い方しないでよ。
 
 「わたしのせいなの?忙しいからでしょ?」
 
 「忙しいのもあるが、お前がいないことが一番でかい。なんて言うか、どうでもよくなる。お前は俺が行かなくても綺麗にしてるのか?」
 
 「当たり前じゃない。失礼な」

 私を引き寄せ抱きしめる。
 
 「俺はやっぱり紗良がいないとダメだった。行く前も言っただろ。耐えられないかも知れないって。我慢してるんだ色々と」
 
 いまいち信じられないけど、言葉は嬉しかった。
 
 「じゃあ、大和の好きなチキンのトマト煮作ってあげる」
 
 「マジ?それなら、他も作って。ほら、ビーフシチューとかさ」
 
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