同期恋愛は山あり谷あり溺愛あり

 「つまり、課長を振るとそちらには行きづらいってことね」
 
 「それに、付き合うなら結婚前提にって言われちゃって……」

 そう言っていたら、カフェのドアが開いて、里崎さんと大和が入ってきた。

 「紗良、その話ってサトちゃんにしても大丈夫?」
 
 「うん。里崎さんには口外しないように言ってもらえば大丈夫。信用してるし。直属上司だし。里崎さんにはいずれ相談しようと思ってたから……」
 
 「わかった」

 二人がこちらを見つけて歩いてきた。
 
 「紀子、帰るぞ」
 
 「えー?!」

< 247 / 330 >

この作品をシェア

pagetop