同期恋愛は山あり谷あり溺愛あり

 社長は息子を頼もしげに見つめ、そこで別れた。

 おでこに張られる冷たいシートで目が覚めた。

 「あ……」

 大和がのぞき込む。

 「気がついた?風邪か?それなら薬、これ飲め」

 解熱剤と水を渡された。

 「うん。疲れだと思う。ありがと」

 「大丈夫か?無理すんなよ。俺がいるのに、何もかも自分でやろうとすんな」

 「やってないよ。やってなさすぎて悪いと思ってる……」

< 328 / 330 >

この作品をシェア

pagetop