同期恋愛は山あり谷あり溺愛あり
 
 「……吉崎。お前喧嘩売ってんのか?」

 「いいえ。白川さんは美人だし、若いし、課長にはいいことずくめ……」

 バンッとすごい音を立てて椎名課長が机を叩いた。私はびっくりして、話が止まってしまう。

 「……言ってあったはずだが?お前は俺の専属だ。部長も了承している」

 それって、変だよね?大和だって代わったのに、課長の専属って何?

 「これには理由がある。そのうち話す。お前は俺の秘書のような仕事もいずれさせるから、側にいる間は俺の仕事をしろ。とりあえず、里崎と河田のアシスタントを白川とトレードするのはそのほうがいいだろう」

 私を睨みながら話す。怖いんですけど……。

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