僕達の異世界転生
弥生「大丈夫。大丈夫だよ。輝羅」

輝羅「ん。ありがとう。」

ガタン

・・?急に止まった?

?「おい、降りろ。」

は?
って、そういえばここ馬車の中じゃねぇか。
降りろ?って言ったよな?

輝羅「弥生、降りるか?」

弥生「そうだね。降りなきゃいけないみたいだし。迷惑かかっちゃうから。」

ガチャ

て、ここ森の中じゃねぇか。

?「すまんな。俺たちも仕事なんだよ。」

??「そうだ。かわいそうだからここがどこだか教えといてやるよ。」

?「ここは、『魔の森』だ。」

弥生「・・・魔の森?」

??「そうだ。魔物が多く出るところだから、せいぜい生き残るんだな。」

弥生「ありがとうございました。」

は?やっぱりあの王は、俺たちのこと殺すきだったのか・・性格悪いな。

輝羅「おい、これからどうする?」

弥生「どうするか〜ってその前に、髪の毛縛るゴムとか持ってないの?」

輝羅「持ってるけど何でだ?」

弥生「その髪の毛縛ったらいいのにな〜って思って。」

輝羅「ああ。じゃあ縛るか。」

て言うか、俺カツラ被ってたよな?
まあ、もう取ってもいいか。地毛も長いから縛った方がいいしな。
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