The Tricks Played by Destiny
「新たな門出にはもってこいの天気だな。リズ、お前は何処に向かう。ここで、何をする」
「あたしは、……」
こっちで、何をしたいんだろう。
ただあちらから逃げたかったから、当てもなくこちらにきたけれど。
今、改めてそう問われるとすぐには答えられない。
じっと、見つめてくる瞳から逃れるように、俯いて、言葉を探す。
ほんの小さな思考の欠片でさえも見逃さないように、頭の隅々まで働かせる。
あたしは何をしたいのだろう。
何がしたいか、と問われればすぐに答えは見付かる。
しかし、それはもうあちらに捨ててきたものだから。
首を振ってわからない、と零した。
ぱたりと耳を振って、レオは呆れた様子を見せた。
「わからない、とは。お前のことだろ。思ったままを言えばいいんじゃないのか」
「あたしは、……」
こっちで、何をしたいんだろう。
ただあちらから逃げたかったから、当てもなくこちらにきたけれど。
今、改めてそう問われるとすぐには答えられない。
じっと、見つめてくる瞳から逃れるように、俯いて、言葉を探す。
ほんの小さな思考の欠片でさえも見逃さないように、頭の隅々まで働かせる。
あたしは何をしたいのだろう。
何がしたいか、と問われればすぐに答えは見付かる。
しかし、それはもうあちらに捨ててきたものだから。
首を振ってわからない、と零した。
ぱたりと耳を振って、レオは呆れた様子を見せた。
「わからない、とは。お前のことだろ。思ったままを言えばいいんじゃないのか」