堕落シンデレラは秘密に同居する。👠
*
そして、その夜。
「ほんと、食べ方までお子様だな」
ほっかほっかなクリームパスタがテーブルのお皿の上で湯気を上げる中、蓮翔に真顔で言われた。
「う、うるさいっ」
わたしはフォークでクリームパスタを食べる。
「てか、なんでバイト先まで来たんだよ?」
「苺オレェが飲みたかったからっ!!」
「へぇ~~。てっきり、俺が恋しくなって来たのかと思ったよ」
「なんたってお子様だからな」
ム、ムカツクッ。
「で、恋とか胸キュン、少しは分かったのかよ?」
「あっ、あったり前でしょ!!」
「食べる前に見てやるかな」
言い方、ムカツクッ。
蓮翔はノーパソの前に座り、ワードに表示されているわたしの小説『族キュン。』を読み始める。
ちゃんと読書して書いたんだから、前よりは良くなってるはずっ!!
蓮翔は、はぁ、とため息をつく。
「ぜんっぜん、だめだな」
「は、はあっ!?」
「とてもアイヒメにアップ出来るレベルじゃないね。話にならない」
「どこがだめなのっ!?」
「それすらも分からないなんて、さすが、読まれない小説家だけのことはある」
はああああっ!?!?
そして、その夜。
「ほんと、食べ方までお子様だな」
ほっかほっかなクリームパスタがテーブルのお皿の上で湯気を上げる中、蓮翔に真顔で言われた。
「う、うるさいっ」
わたしはフォークでクリームパスタを食べる。
「てか、なんでバイト先まで来たんだよ?」
「苺オレェが飲みたかったからっ!!」
「へぇ~~。てっきり、俺が恋しくなって来たのかと思ったよ」
「なんたってお子様だからな」
ム、ムカツクッ。
「で、恋とか胸キュン、少しは分かったのかよ?」
「あっ、あったり前でしょ!!」
「食べる前に見てやるかな」
言い方、ムカツクッ。
蓮翔はノーパソの前に座り、ワードに表示されているわたしの小説『族キュン。』を読み始める。
ちゃんと読書して書いたんだから、前よりは良くなってるはずっ!!
蓮翔は、はぁ、とため息をつく。
「ぜんっぜん、だめだな」
「は、はあっ!?」
「とてもアイヒメにアップ出来るレベルじゃないね。話にならない」
「どこがだめなのっ!?」
「それすらも分からないなんて、さすが、読まれない小説家だけのことはある」
はああああっ!?!?