私のボディーガード君
倉田浩介について、三田村君に問いただそうかと思った。
三田村君が私に秘密にすると言ったのは、きっと秋山さんの前だったからだ。私と2人きりの時だったら、実は秋山さんに口止めされているのですがと言って、打ち明けてくれるかもしれない。……という事を朝まで悶々と考えていた。
三田村君は私の味方だって思いたかった。
ドキドキしながら、玄関脇の階段を降りて、リビングドアを開けると、今朝は味噌汁のいい匂いがした。紺色のエプロン姿で、三田村君がキッチンに立っていた。
「妃奈子さん、おはようございます。体調はどうですか?」
普段と変わらない調子で三田村君が訊いてくる。
「う、うん。もう、大丈夫よ」
私もいつも通り、三田村君の隣に立って朝食の準備を手伝った。今朝はご飯とお味噌汁、昨夜の残りのハンバーグがダイニングテーブルに並んだ。ハンバーグはキノコのあんかけがかけてあって、昨日とは違う味付けで出してくれた。
そんな三田村君の気配りがいつもだったら嬉しいだけで終わるけど、今日は何か別の意図もあるんじゃないかと勘繰ってしまう。
「妃奈子さん、もういいんですか?」
二口で箸を置くと向かい側に座る三田村君が心配そうな視線を向けてくる。
いつもと変わらない優しさを感じる黒い瞳には裏なんてなさそう。
でも、三田村君は朝食の準備をしている時も、今も、秋山さんが訪ねて来た事を言わない。
秋山さんの事に触れるのは三田村君にとって都合が悪いから、隠したいんだろうか?
三田村君が私に秘密にすると言ったのは、きっと秋山さんの前だったからだ。私と2人きりの時だったら、実は秋山さんに口止めされているのですがと言って、打ち明けてくれるかもしれない。……という事を朝まで悶々と考えていた。
三田村君は私の味方だって思いたかった。
ドキドキしながら、玄関脇の階段を降りて、リビングドアを開けると、今朝は味噌汁のいい匂いがした。紺色のエプロン姿で、三田村君がキッチンに立っていた。
「妃奈子さん、おはようございます。体調はどうですか?」
普段と変わらない調子で三田村君が訊いてくる。
「う、うん。もう、大丈夫よ」
私もいつも通り、三田村君の隣に立って朝食の準備を手伝った。今朝はご飯とお味噌汁、昨夜の残りのハンバーグがダイニングテーブルに並んだ。ハンバーグはキノコのあんかけがかけてあって、昨日とは違う味付けで出してくれた。
そんな三田村君の気配りがいつもだったら嬉しいだけで終わるけど、今日は何か別の意図もあるんじゃないかと勘繰ってしまう。
「妃奈子さん、もういいんですか?」
二口で箸を置くと向かい側に座る三田村君が心配そうな視線を向けてくる。
いつもと変わらない優しさを感じる黒い瞳には裏なんてなさそう。
でも、三田村君は朝食の準備をしている時も、今も、秋山さんが訪ねて来た事を言わない。
秋山さんの事に触れるのは三田村君にとって都合が悪いから、隠したいんだろうか?