クールな綾瀬くんと、秘密の愛され同居始めます。





今日は希ちゃんと一緒に駅前に新しくできたカフェに行こうって思ってたのに……うぅ。




ーー……


「胡桃がぼーっとしてるのはいつもの事だけど、授業聞いてないなんて珍しいわね」


「もう…、さいあくだ…っ」



それもこれも全部、綾瀬くんがあんな事するからだからね…っ!



「頑張りな、胡桃」


暗い顔の私を応援する希ちゃんは、急なバイトか入ってしまったらしく。


手伝えなくてごめん、って言われたけどその気持ちでもう十分嬉しかった。だけど、



「うぅ……嫌な予感がするよ…」



だってね、資料室って言ったらね。ろくに片付けもされないで本と紙だけがどんどんたまっていく、授業をサボった人にとっての地獄の部屋だって言われているんだもん。


だからみんな、真剣に授業を受けているわけであって。

しかも場所が場所で日が当たらないから、夜になったら真っ暗。


暗いのは怖いから、早く帰りたいよ…っ…。




ーーと、思ってたけど最近の私の悪い予感はすごい的中率なもので。




「な、なにこれ……」


もう部屋じゃないよ。通り道、ないよ。



雑に積み重ねられた本と資料の束で埋め尽くされた部屋に絶望。



(これ、今日中には帰れないんじゃ……)



ーごくり、


本を1冊取ってみようとすると…


「っ、ごほっ、けほっ…」


すごい埃の量…。もうどこから手をつけたらいいかわかんない。


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