クールな綾瀬くんと、秘密の愛され同居始めます。
いろいろなことが起き、放課後になった。
授業はとてもじゃないけど頭に入ってこなくて、ずっと。
誰かの気持ちに応えられないって、こんなに悲しいことなんだ、って重くのしかかった。
「……よし、帰ろう」
でもその前に喉乾いた……から、自販機に寄っていこう…っ。
ー……
「……ええと、お水お水……」
「ーーキミ、ひとり?」
「……、え?」
自販機のボタンを押そうとしたら、突然かけられた心当たりのない声。
……ええっ、と……。
「……私、ですか?」
「そうそうキミキミ!!」
「え、めっちゃ可愛いんだけど。ていうか、この子2年の天使ちゃんじゃん」
話しかけてきた見知らぬ人たちはは、どうやら3年生の先輩で、大勢で来ているらしく。
私にニタニタと笑いかけながら近づいてきた。
(……っ、こわい……)
そう思って逃げようとしても、足に上手く力が入らなくて動けない。
足がすくむ。指先がかたかたと震える。
「そんな怯えずにさ?ちょっとこっちで話そうよー」
「わ、たし、用事あるので……っ」
こわい、こわい。
(誰か、助けて……っ)
綾瀬くんーーー。