迷惑をかけた相手になぜか溺愛されたようです。

玲也たちがレストランの個室に入って1時間くらい過ぎた時だった。

ドアがカチャリと音を立てて開いたのだ。


そこから玲也とラブリーが出て来たのだが、相変わらずラブリーは玲也にべったりだった。
部屋に入る前よりもさらに密着度が上がっている気がする。

ラブリーは玲也に寄りかかるようにしていた。


「ワイン、飲み過ぎた…れいや…部屋まで連れて行って。」


なんとラブリーは玲也を自分の部屋まで連れて行くつもりだ。
さらに、瀬谷と唯の方を見てとんでもない事を言い出した。


「レイヤと…部屋で…ゆっくり話す…あなた達は…帰って。」


玲也は瀬谷の方を見た。


「瀬谷、今日は唯ちゃんを家まで送ってくれ、俺は後から自分で帰る。瀬谷も今日はもう帰っていいぞ。遅くまで悪かったな。」

なんと玲也は瀬谷と唯に先に帰ってくれと言ってきたのだ。
瀬谷は驚き確認する。


「本当に私達は失礼してよろしいのですか。」

「あぁ…唯ちゃんを頼む。」


それから玲也は唯と目を合わすことがなくラブリーと歩いて行ってしまった。





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