迷惑をかけた相手になぜか溺愛されたようです。
玲也さんはその子を見るなり大粒の涙を流して喜んでくれた。
その子は桜の季節に生まれたことから、『桜子』と名づけられた。
それからさらに数年後。
玲也は桜子を溺愛するパパになっていた。
「パパ―!」
桜子に呼ばれると、かつてのイケメンはどこに行ったのかと思うほどにデレデレな父親になっている。
桜子もパパのことが大好きだった。
子供ながら、周りのお母さんたちがパパをカッコいいと言っていることは理解しているようだ。
幼稚園にパパが迎えにくると大喜びだったそうだ。