迷惑をかけた相手になぜか溺愛されたようです。

なんだか大変な事になってしまった。
しかし、玲也の勢いに負けて、服の試着をすることとなってしまった。
試着のために、空いている客間を使用した。
この家はいくつ部屋があるのだろうと思ってしまう。

「会社に来ていくオフィスカジュアルには、このワンピースなどいかがでしょうか?」

女性たちが私のために服を選んでくれるが、そもそも私はこんな高級ブランドの服を着て会社に行ったことは無い。

「え…ええと…もう少し普通の服はありませんか?」

「普通の服とは?どのような服がご所望でしょうか?すぐに取りに行かせます。」

「ま…待ってください!こちらにあるもので結構です。」

余計なことを言うと、さらに大ごとになりそうだ。

結局、会社に行く服、普段着、そしてなぜかパーティー用なども用意されてしまった。
服だけでも20着以上はありそうだ。

さらに、靴、バック、化粧品、いろいろなものが用意された。
きっと驚くような値段になるだろう。

「唯ちゃん、足りないものがまだあるだろうから、遠慮はしないでくださいね。」

玲也は驚きもせずに、黒く光るカードを出したのだ。
これは、噂に聞くブラックカードなのだろうか。

玲也は会社の経営者と言っていたが、どれほどの会社なのだろうと思ってしまう。


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