捨てられた令嬢はチートな精霊師となりまして
「だめかー。イオレッタの様子を見てきてほしかったんだけどな。これ、私の個人的なプレゼントだから、終わったら自分で行くわ。引っ越し祝いのつもりだったんだけど」
仕事が終わってからだと遅くなるのよね、とぶつぶつ言いつつ、マーガレットは苗をカウンターの下にしまい込もうとした。
「何かイオレッタにあったのか?」
「ううん。ただ、引っ越ししてから一度も顔を見せてくれなくてね。家を片付けるのに忙しいんだろうけど」
宵越しの金は持たない冒険者も多い中、イオレッタはきっちり貯金もしているタイプらしい。と、以前本人が語っていた。
採取専門だから無駄な出費は避けたい――と言いつつ、それなりに外食をしたり、可愛らしい品を身に付けたりしているから、メリハリはつけるタイプなのだろう。組合の治療所での仕事もあるから、他の冒険者と比べると生活は安定している。
「問題はないんじゃないか」
「気になりません?」
と、カウンターの向こうでマーガレットはにやり。
仕事が終わってからだと遅くなるのよね、とぶつぶつ言いつつ、マーガレットは苗をカウンターの下にしまい込もうとした。
「何かイオレッタにあったのか?」
「ううん。ただ、引っ越ししてから一度も顔を見せてくれなくてね。家を片付けるのに忙しいんだろうけど」
宵越しの金は持たない冒険者も多い中、イオレッタはきっちり貯金もしているタイプらしい。と、以前本人が語っていた。
採取専門だから無駄な出費は避けたい――と言いつつ、それなりに外食をしたり、可愛らしい品を身に付けたりしているから、メリハリはつけるタイプなのだろう。組合の治療所での仕事もあるから、他の冒険者と比べると生活は安定している。
「問題はないんじゃないか」
「気になりません?」
と、カウンターの向こうでマーガレットはにやり。