捨てられた令嬢はチートな精霊師となりまして
「お土産、ねぇ……食べるのは私なんだけど」
ゼルマは食べられないから、イオレッタが食べるのを見ているだけ。目でも楽しめるようなきれいなお菓子でも買って帰ろう。
組合に入ったら、マーガレットが待ちかねたようにカウンターから飛び出してきた。
「あれ、どうしました?」
「ねえ、指名依頼を受ける気はない?」
「指名依頼……? 私を指名したいんですか?」
時々、冒険者を指名しての依頼というものも出てくる。イオレッタのような土の精霊と契約している精霊使いだったら、「土の精霊の力を使って、畑を耕すのを手伝ってくれ」などが多い。
受けるか受けないかはともかくとして、指名依頼をされるというのは冒険者にとっては名誉でもある。
「依頼者からではなく、組合からの指名ね。精霊使いが必要なのよ。ロシードには他に精霊使いがいないわけじゃないけど、依頼を受けているのは『ニバーン』だから。あなた、彼らと仲がいいでしょ」
「それはどう、でしょう……?」
街中ですれ違えば、会話くらいはする。
ゼルマは食べられないから、イオレッタが食べるのを見ているだけ。目でも楽しめるようなきれいなお菓子でも買って帰ろう。
組合に入ったら、マーガレットが待ちかねたようにカウンターから飛び出してきた。
「あれ、どうしました?」
「ねえ、指名依頼を受ける気はない?」
「指名依頼……? 私を指名したいんですか?」
時々、冒険者を指名しての依頼というものも出てくる。イオレッタのような土の精霊と契約している精霊使いだったら、「土の精霊の力を使って、畑を耕すのを手伝ってくれ」などが多い。
受けるか受けないかはともかくとして、指名依頼をされるというのは冒険者にとっては名誉でもある。
「依頼者からではなく、組合からの指名ね。精霊使いが必要なのよ。ロシードには他に精霊使いがいないわけじゃないけど、依頼を受けているのは『ニバーン』だから。あなた、彼らと仲がいいでしょ」
「それはどう、でしょう……?」
街中ですれ違えば、会話くらいはする。