捨てられた令嬢はチートな精霊師となりまして
イオレッタより五、六歳年上、二十代前半というところだろうか。黒の上下に白いシャツ。シャツの胸元はボタンが三つぐらい開いていて、立派な胸板が見えている。あと、耳にも首にもじゃらじゃらと金や銀の飾りがついている。なんだこれは、大富豪か。
「セルヴィハーノジャングリアムドヴィザーネプラムである」
「長いわっ!」
思わず全員揃って突っ込んだ。突っ込んでから気がついた。今の勢いよすぎじゃなかったか。
幸いなことにドラゴン――セルヴィハーノジャングリアムドヴィザーネプラム――は、人間達の突っ込みはさほど気にしていない様子だった。
「人間の言葉に直すと、天空を支配する偉大なるドラゴンの末子ということになるかな。そう呼んでもかまわないぞ」
「それもそれで長いと思う」
とクライヴ。これまた皆の総意である。もちろん、イオレッタも。
「ならば、セルヴィハと呼ぶがいい――この姿ならば、町にいてもかまわないだろう?」
「それは助かるが――」
「セルヴィハーノジャングリアムドヴィザーネプラムである」
「長いわっ!」
思わず全員揃って突っ込んだ。突っ込んでから気がついた。今の勢いよすぎじゃなかったか。
幸いなことにドラゴン――セルヴィハーノジャングリアムドヴィザーネプラム――は、人間達の突っ込みはさほど気にしていない様子だった。
「人間の言葉に直すと、天空を支配する偉大なるドラゴンの末子ということになるかな。そう呼んでもかまわないぞ」
「それもそれで長いと思う」
とクライヴ。これまた皆の総意である。もちろん、イオレッタも。
「ならば、セルヴィハと呼ぶがいい――この姿ならば、町にいてもかまわないだろう?」
「それは助かるが――」