捨てられた令嬢はチートな精霊師となりまして
基本的に冒険者は一人で活動することはない。その方が、生きて戻れる確率が高くなるからだ。
「精霊使いは貴重ですし、私は二体の精霊と契約しているので、使える精霊魔術の種類も多い上に回復魔術も使えるんです――自分で言うのもなんですけど、欲しがるパーティーは多い人材だと思うんですよね」
それでも、他の人と組もうと思わなかったのは、自分のペースで行動したいから。アリスもイオレッタの実績を確認して、そう判断したのだろう。そうでなければ、親指を下に向けるようなことなどしない。
「そうか。余計なお世話だったな」
「いえ。助けてくださって、ありがとうございました」
イオレッタとクライヴの間にほのぼのとした空気が流れた時。組合の扉がバンッと開いた。
「悪かった! でも気が変わったら声をかけてくれ!」
外に放り出されたことで頭が冷えたのか、ブライアンが外から叫ぶ。なんとも元気なことだ。
「変わりませんっ!」
「明日まで入場禁止! 今日もう一回来たら、出禁にしますよっ!」
「精霊使いは貴重ですし、私は二体の精霊と契約しているので、使える精霊魔術の種類も多い上に回復魔術も使えるんです――自分で言うのもなんですけど、欲しがるパーティーは多い人材だと思うんですよね」
それでも、他の人と組もうと思わなかったのは、自分のペースで行動したいから。アリスもイオレッタの実績を確認して、そう判断したのだろう。そうでなければ、親指を下に向けるようなことなどしない。
「そうか。余計なお世話だったな」
「いえ。助けてくださって、ありがとうございました」
イオレッタとクライヴの間にほのぼのとした空気が流れた時。組合の扉がバンッと開いた。
「悪かった! でも気が変わったら声をかけてくれ!」
外に放り出されたことで頭が冷えたのか、ブライアンが外から叫ぶ。なんとも元気なことだ。
「変わりませんっ!」
「明日まで入場禁止! 今日もう一回来たら、出禁にしますよっ!」