捨てられた令嬢はチートな精霊師となりまして
採取者は、それぞれ自分だけの秘密の採取場所というものを持っている。イオレッタが有利なのは、人の手が入っていない群生地を見つけることができるというのも理由だった。
「はー……こういうのって、いいよね」
『こういうの?』
「うん、空気がおいしいでしょ。それから、とっても静か」
森の奥深い場所だから、他の人の姿はない。緑に包まれた空気は、イオレッタの身体の中にたまっているあれやこれやを吹き飛ばしてくれるようにも感じられる。
なにより、こうやってのんびりとしている時間があるのは幸せだ。
「お茶をいれて、お弁当にしようかな。お弁当を食べたら移動ってことで」
一人でも寂しくないというのは、こうやって精霊が側にいてくれるから。そういう意味でも、精霊と通じ合える力を持っていたのは幸いだった。
肩掛け鞄の中には、携帯用のお茶道具一式もちゃんと入っている。この群生地は、近くに水場があるのも確認済み。燃料にするための落ち葉や枯れ枝などを捜す。
「はー……こういうのって、いいよね」
『こういうの?』
「うん、空気がおいしいでしょ。それから、とっても静か」
森の奥深い場所だから、他の人の姿はない。緑に包まれた空気は、イオレッタの身体の中にたまっているあれやこれやを吹き飛ばしてくれるようにも感じられる。
なにより、こうやってのんびりとしている時間があるのは幸せだ。
「お茶をいれて、お弁当にしようかな。お弁当を食べたら移動ってことで」
一人でも寂しくないというのは、こうやって精霊が側にいてくれるから。そういう意味でも、精霊と通じ合える力を持っていたのは幸いだった。
肩掛け鞄の中には、携帯用のお茶道具一式もちゃんと入っている。この群生地は、近くに水場があるのも確認済み。燃料にするための落ち葉や枯れ枝などを捜す。