捨てられた令嬢はチートな精霊師となりまして
友好的な相手と出会った時、一緒に休憩をする流れになるのはおかしな話ではない。火がついているのにわざわざ一からおこす必要もないし。
「じゃー、俺、燃料取ってくる」
「私も行きます。クライヴ、あなたはイオレッタさんの側にいてください」
「わかった」
気軽にレオニードとタデウスが森の奥の方へと姿を消す。イオレッタは小鍋に水筒の水を追加した。
四人分のお茶をいれなければならない。
(……別に、護衛は必要ないんだけど)
クライヴ一人イオレッタの側に残したのは、たぶん、そういう意味なのだと思う。
「それはなんだ?」
「薬草茶にしようと思うんですよ。ポーションほどの効き目じゃないですけど……うーん、ほんのりじんわりなんとなく疲れが取れる、みたいな?」
「ほんのりじんわりなんとなくって、なんだよ」
言葉の選択、間違えただろうか。けれど、思わずといった様子で笑ったクライヴの表情は、彼をいくぶん幼く見える。もしかしたら、まだ二十歳そこそこなのかも。
「じゃー、俺、燃料取ってくる」
「私も行きます。クライヴ、あなたはイオレッタさんの側にいてください」
「わかった」
気軽にレオニードとタデウスが森の奥の方へと姿を消す。イオレッタは小鍋に水筒の水を追加した。
四人分のお茶をいれなければならない。
(……別に、護衛は必要ないんだけど)
クライヴ一人イオレッタの側に残したのは、たぶん、そういう意味なのだと思う。
「それはなんだ?」
「薬草茶にしようと思うんですよ。ポーションほどの効き目じゃないですけど……うーん、ほんのりじんわりなんとなく疲れが取れる、みたいな?」
「ほんのりじんわりなんとなくって、なんだよ」
言葉の選択、間違えただろうか。けれど、思わずといった様子で笑ったクライヴの表情は、彼をいくぶん幼く見える。もしかしたら、まだ二十歳そこそこなのかも。