捨てられた令嬢はチートな精霊師となりまして
「冒険者になってからずっと薬草採取ですから。こうやって薬草茶を用意するくらいの知識は持っておくべきだと思って」
なじみの薬師に組み合わせを教えてもらったお茶だ。おいしいに決まっている。
(……うん、今日は上出来)
こうやって人に薬草茶をふるまうのも珍しいことではないけれど、いつも以上に上出来だ。
お茶のお礼に、と火であぶってとろけたチーズをクライヴが分けてくれる。酸味の強い硬いパンに載せて食べるといつもとは違った味わいだ。
「一人でも十分対処できるのはわかっているが、気を付けろ。近頃魔物の動きが活発になっている」
クライヴに言われてうなずく。
そう言えば、家を出てから誰かと食事をするのは久しぶりだ。一人でも楽しいと思っていたけれど、誰かとこうやって会話しながら食べる食事も悪くないかもしれない。
『ニバーン』の面々と別れ、採取した薬草を納品しようと冒険者組合に戻ってきたら、大騒ぎになっていた。
なじみの薬師に組み合わせを教えてもらったお茶だ。おいしいに決まっている。
(……うん、今日は上出来)
こうやって人に薬草茶をふるまうのも珍しいことではないけれど、いつも以上に上出来だ。
お茶のお礼に、と火であぶってとろけたチーズをクライヴが分けてくれる。酸味の強い硬いパンに載せて食べるといつもとは違った味わいだ。
「一人でも十分対処できるのはわかっているが、気を付けろ。近頃魔物の動きが活発になっている」
クライヴに言われてうなずく。
そう言えば、家を出てから誰かと食事をするのは久しぶりだ。一人でも楽しいと思っていたけれど、誰かとこうやって会話しながら食べる食事も悪くないかもしれない。
『ニバーン』の面々と別れ、採取した薬草を納品しようと冒険者組合に戻ってきたら、大騒ぎになっていた。