捨てられた令嬢はチートな精霊師となりまして
「でも、もし君の身に危険が及んだら」
「背中は常に見張ってもらってるので、大丈夫です!」
ゴルフィアの外に出る時には、フェオンが周囲を警戒してくれるし、魔物が側に来ないようアルディが結界を張ってくれている。警戒対象に人間も加えればいいだけの話だ。
そして、警戒対象が増えた件については、『ニバーン』の面々は責任を感じる必要はないのだ。
(フェオンは、巻き込まれる必要はないって言ってたものね)
フェオンはちゃんと警告してくれた。イオレッタはあの場から離れるべきだ、と。
その忠告をまるっと無視してあの場に駆け込んだのはイオレッタなのだから、文句をつけるつもりはない。
「逆恨みしている人、捕まるといいですね」
「おー、おお」
にっこりと微笑むと、相手は毒気を抜かれたようだった。
「じゃ、私、治療所に行きますね。今日は治療所で待機の日なので」
治療所に下りた時には、イオレッタはもう完璧に気持ちを切り替えていた。
* * *
「……行ってしまったな」
「背中は常に見張ってもらってるので、大丈夫です!」
ゴルフィアの外に出る時には、フェオンが周囲を警戒してくれるし、魔物が側に来ないようアルディが結界を張ってくれている。警戒対象に人間も加えればいいだけの話だ。
そして、警戒対象が増えた件については、『ニバーン』の面々は責任を感じる必要はないのだ。
(フェオンは、巻き込まれる必要はないって言ってたものね)
フェオンはちゃんと警告してくれた。イオレッタはあの場から離れるべきだ、と。
その忠告をまるっと無視してあの場に駆け込んだのはイオレッタなのだから、文句をつけるつもりはない。
「逆恨みしている人、捕まるといいですね」
「おー、おお」
にっこりと微笑むと、相手は毒気を抜かれたようだった。
「じゃ、私、治療所に行きますね。今日は治療所で待機の日なので」
治療所に下りた時には、イオレッタはもう完璧に気持ちを切り替えていた。
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「……行ってしまったな」