俺様御曹司は十二歳年上妻に生涯の愛を誓う
ふと目が覚めると、楓のベッドの傍に、麗子がうたた寝をしていた。

おでこには冷たいタオルがのせられていた。

麗子は俺を看病してくれたんだな。

「麗子、麗子、風邪ひくぞ、ベッドで休め」

麗子の身体を揺り動かすと、麗子が目を覚ました。

「楓、起きたの?熱は?身体は大丈夫?お腹空いたでしょ、なんか食べる?」

「ちょっと待て、そんなにいっぺんに質問しても、答えられないよ」

そう言いながら、楓は麗子の肩に羽織るものをかけた。

「ありがとう」

楓は麗子の後頭部を押さえて、おでこをくっつけてきた。

「どうだ、もう熱くないだろう」

麗子はちょっと恥ずかしそうに、頷いた。

「身体はまだだるいかな、腹はまだ空かない、後でお粥作ってくれるか」

「えっ、お粥はどうやって作るの?」

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