もふかわ生徒会長は、求愛コントロールができない
「うっ、海花ごめんね。 副会長続行をお願いしちゃったのが嫌だった?」
困惑してるようなミルキー様の声が、うつむく私の耳に届く。
「俺が悪かったと思っているよ。だから、涙がこぼれちゃう理由、教えてくれないかな? 何が辛いの?」
それは……
ミルキー様の声が優しすぎるんです。
甘々すぎなんです。
だから余計に、私の涙腺が刺激されてしまうんです。
辛いことは、たくさんあります。
本当はミルキー様のおそばに、ずっといたかったんです。
ご主人様とメイドではなく。
会長と副会長でもなく。
ミルキー様の運命の人になりたかった。