もふかわ生徒会長は、求愛コントロールができない


海花のお願い通り、俺は抱きしめていた腕をほどいた。


でも、獣の血をなめないでね。

大好きな子を溺愛したい暴れ狂う炎のような欲求は、水をかけても何をかけても消えないんだから。


俺が離れたことに、海花は心臓をなでおろしているみたいだけど。

警戒を解くのは、危険なんだけどなぁ。


俺は海花が思っているほど、お行儀のよい獣人じゃないよ。

好きの気持ちがコントロールできなくなったら、暴走しちゃうんだから。



俺の目の前。

見上げるように俺を見つめる海花。


まだ恥ずかしさが残っているみたい。

瞳をサワサワと揺らしながら、顔を赤らめ微笑んでいる。

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