もふかわ生徒会長は、求愛コントロールができない


「何それ、さぼり上等!」


「えっ?」


「人生はね、いかに楽をするかにかかってんの。海花は毎日ハードワーク過ぎなんだよ。いつか倒れるんじゃないかって、ヒヤヒヤしてるんだからね、私は」


「倒れたら、それこそ月見家のメイド失格です。大丈夫ですよ。私、体力だけは自信がありますから」


「自分自身を働きロボットみたいにこき使うところが、危なっかしいって言ってるんだけど」



「まぁこんなこと言っても、海花は人のために尽くしちゃうよね。知ってる~」と、頭の後ろをかいた美記ちゃん。


「辛い時には辛いって、ちゃんと私に吐き出しなさいよね」


フフフと笑って、私の腕をさすってくれた。



友達思いなんですよね、美記ちゃんは。


言葉はトゲトゲしい。

でも、優しさで包まれているからハートに刺さっても痛くない。


むしろ心が暖かかくなる。

不思議な人だなぁ。


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