もふかわ生徒会長は、求愛コントロールができない
「まだ昼休みが始まったばっかりだし、ちょっとここで話してかない?」
美記ちゃんはベッドのふちに座ると、ベッドに敷いてあるてマットをポンポンポン。
促されるように、私は美記ちゃんの隣に座る。
「海花聞いて、朝から大変だったんだからね」
「えっ? 大変って?」
「あんたとミルキー見て、学校中の生徒たちがキャーキャー騒ぎ出しちゃってさ」
「えっと……どういうことですか?」
美記ちゃんが悪そうに微笑んでいる。
聞くのが怖い気もしますが……
「車から降りたミルキーがね、寝ている海花を保健室まで運んだんだよ。お姫様抱っこで」
ん?
美記ちゃんの言葉が、まだ脳で理解できていない私。
ちょっと整理してみましょう。
今朝、車が校門の前に着きました。
でも私は、催眠術にかかって爆睡しています。
揺らしても起きません。
困ったミルキー様。
しょうがなく私をコロ付きの荷台に乗せ……
保健室まで運んでくれて……