浮気されたら、エリート整形外科医に溺愛されました【完】
「はいはい、じゃあパパに言っておくね」と騒ぐ子どもたちに言いながら、洗濯物を取り込む。

部屋の中をバタバタ走り回っている2人を着替えさせると、軽くおやつを食べさせた。
おやつを食べ終えると愛斗がDVDを観たいと言い出したため、テレビの前のソファーに2人を座らせ、DVDをセットする。

DVDが始まると静かになるからその間に洗濯物を畳んで、今日幼稚園から持って帰って来た汚れ物を洗濯機に回しておこうかな。

そんなこんなで家事を済ませていると、玄関先で物音が聞こえた。
時計を見ると、18時を少し回ったところ。


「ただいま」


リビングへと入ってくる望さんの姿が目に入るなり、DVDそっちのけで飛びついていく愛加と愛斗。
洗濯物もちょうど片付いて、外出には間に合いそうだ。


「望さん! おかえりなさい。 今日は、だいぶ早く帰れたんですね」

「あぁ、今から行きたいところがあるから。 スケジュールを、調整してもらったんだ」

「そんなに大切な用事なんですね」

「あぁ。 俺にとっても、子どもたちにとっても大事なことだと思うよ」


そう言いながら、望さんは2人を抱きかかえる。
愛加も愛斗も「きゃあー!」と、嬉しそうにしている。

……ん? 〝子どもたち〟って?
今回の用事は、愛加と愛斗にも関係していること?
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