小さなお嬢様~その後の永田家編~
私は、お嬢様の荷物と私の荷物をカバンに詰めた。



バッ!!




すぐに、動かないお嬢様の手を引っ張って外に連れ出した。





バン!!



ホテルを出た頃には、ホテルは火に包まれていた。




真っ赤な炎に包まれていた。





「! セツ・・・ごめん・・・」



「いえ、ご無事なのでよかったです」


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