小さなお嬢様~その後の永田家編~
私は、お嬢様の手を握った。


お嬢様・・・・。
大丈夫ですよ・・・。



「おめでとう!相手は誰?お金持ち?」


あ、いつもの・・・お嬢様だ・・・。



「クス、貧乏人よ❤」


「あーあ・・・詰まんないな・・・せっかくお金持ちだったら何か買って貰おうかと思ってたのに・・・」



お嬢様・・・。
無理は・・・しないで下さい・・・。



「あ、お嬢様・・・私、お茶を入れるので手伝って貰えますか?」


「あぁ・・・いいよ?」


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