アルコール
喉が焦げ 心が妬け               ふらつきながらチャイムを押す                      扉の向こうに腹の鳴る様な暖かい香り                   ドアが開く寸前で    あたしは隠れた                             不思議そうに見渡す女性             どうしたの?と優しく声を掛ける彼                                幻覚をぼやけて遠目で手を振ってみた                               いい匂い  幸せに                                       あたしは今宵もアルコール男爵と踊ります
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トゲ病
夜琉/著

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ホラー・オカルト105ページ

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「痛いっ!胸が痛い!」   診療所のベッドの上で胸を掻き毟り暴れる少女             「最近誰かイジメましたか?例えば……針を刺したとか……」                        苦しむ少女に冷たく言い放つ年老いた医師                              「……ッハァ?何言ってんだよ、早く助けてよ?」                     少女は痛みで顔が歪む                           「トゲ病ですね、隔離します。」                                            少女はトゲ病にかかりました、この病に効く薬はありません。                                 だってそんな病気なんて存在しないのですから
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painful
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