世界くんの想うツボ〜年下ドS御曹司との甘い恋の攻防戦〜
「えっっ!……ちょっと誰よ……」
思わず身をかがめながら玄関先に耳を澄ませる。
──コンコン、梅子さん。
(え……?今の声……)
玄関先から扉をノックする音と間違いなく世界の声が聴こえてくる。
(噓でしょ、ちょっと……)
私は小さくため息を吐きだしてから玄関扉を開け、直ぐに世界を睨みつけた。
「もう何時だと……」
「どーも、こんばんは」
「は?ちょっと……」
「へぇ、また渋いスウェットすね。でもよくお似合いです」
世界が私の着ているスウェットの印籠マークを見ながら鼻で笑った。
「ちょっと……ほっといてよっ」
世界もシャワーを浴びたのだろう。サラサラの黒髪を夜風に靡かせながら、手にはスーツとワイシャツ、ビジネスバッグを抱えている。そして黒のスウェットの上下に足元はビジネスシューズを履いている。
「で?なんの用なのよ?そんな荷物かかえて……なんかチグハグな服装だし」
「泊まらせて」
「え?」
一瞬思考が止まる。
(いま何ていった……?)
「もっかい言うね、梅子さん家泊まりたい」
「ちょっと……なんでうちに泊まるのよっ。世界くん家隣じゃない、さっさと帰りなさいよっ」
「お邪魔しまーす」
「えっ、聞いてるの?!」
世界は私の言葉を気にも留めずに革靴を脱いで玄関に並べる。そして慣れた様子でリビングまで歩いていくとハンガーラックの前で足を止めた。
「ね、梅子さん明日着るスーツ此処にかけていい?」
「だから、待って。なんで泊まるのかってきいてるのっ」
思わず身をかがめながら玄関先に耳を澄ませる。
──コンコン、梅子さん。
(え……?今の声……)
玄関先から扉をノックする音と間違いなく世界の声が聴こえてくる。
(噓でしょ、ちょっと……)
私は小さくため息を吐きだしてから玄関扉を開け、直ぐに世界を睨みつけた。
「もう何時だと……」
「どーも、こんばんは」
「は?ちょっと……」
「へぇ、また渋いスウェットすね。でもよくお似合いです」
世界が私の着ているスウェットの印籠マークを見ながら鼻で笑った。
「ちょっと……ほっといてよっ」
世界もシャワーを浴びたのだろう。サラサラの黒髪を夜風に靡かせながら、手にはスーツとワイシャツ、ビジネスバッグを抱えている。そして黒のスウェットの上下に足元はビジネスシューズを履いている。
「で?なんの用なのよ?そんな荷物かかえて……なんかチグハグな服装だし」
「泊まらせて」
「え?」
一瞬思考が止まる。
(いま何ていった……?)
「もっかい言うね、梅子さん家泊まりたい」
「ちょっと……なんでうちに泊まるのよっ。世界くん家隣じゃない、さっさと帰りなさいよっ」
「お邪魔しまーす」
「えっ、聞いてるの?!」
世界は私の言葉を気にも留めずに革靴を脱いで玄関に並べる。そして慣れた様子でリビングまで歩いていくとハンガーラックの前で足を止めた。
「ね、梅子さん明日着るスーツ此処にかけていい?」
「だから、待って。なんで泊まるのかってきいてるのっ」