世界くんの想うツボ〜年下ドS御曹司との甘い恋の攻防戦〜
「お母さん……私ね……世界くんのそばに居たいの。真っすぐに私をみて大事にしてくれる彼のそばに寄りそって支えていきたいって思ってる。だから……お母さんも……世界くんと私のこと信じて欲しいの」
桜子はしばらく黙ったままだった。そして小さく息を吐き出すとゆっくり口を開いた。
「……二人とも顔を上げなさい」
桜子は私と世界を交互に見つめるとふっと笑った。
「本当……困ったわね」
「……え?お母さん?」
「だって……二人からこんなふうに頭をさげられて、信じて欲しいって言われたら……もう心配通り越して……応援するしかないでしょう?」
その桜子の言葉にまた涙がこみあげてくる。世界が立ち上がりティッシュを取ると私の掌にそっと乗せた。私は涙をティッシュに染み込ませる。
「お母さん……ありがと……」
桜子がふわりと笑った。
「泣き虫で強がるところのある梅子だけど……頑張り屋さんで優しくて自慢の娘なの。世界くん……どうか末永く梅子を守ってやってね」
「はい、必ず梅子さんを世界一幸せにしてみせます」
世界が嬉しそうに笑い、桜子もほっとしたように笑顔を返すとすぐにコテを握った。
「じゃあ……今夜は婚約祝いね。早速、桜子特製お好み焼き第二弾いきましょうか!」
「お!待ってました!」
ニカッと歯を見せて笑う世界と優しい笑顔の桜子に、この日、私のお好み焼きは食べ終わるまでうれし涙で滲みっぱなしだった。
桜子はしばらく黙ったままだった。そして小さく息を吐き出すとゆっくり口を開いた。
「……二人とも顔を上げなさい」
桜子は私と世界を交互に見つめるとふっと笑った。
「本当……困ったわね」
「……え?お母さん?」
「だって……二人からこんなふうに頭をさげられて、信じて欲しいって言われたら……もう心配通り越して……応援するしかないでしょう?」
その桜子の言葉にまた涙がこみあげてくる。世界が立ち上がりティッシュを取ると私の掌にそっと乗せた。私は涙をティッシュに染み込ませる。
「お母さん……ありがと……」
桜子がふわりと笑った。
「泣き虫で強がるところのある梅子だけど……頑張り屋さんで優しくて自慢の娘なの。世界くん……どうか末永く梅子を守ってやってね」
「はい、必ず梅子さんを世界一幸せにしてみせます」
世界が嬉しそうに笑い、桜子もほっとしたように笑顔を返すとすぐにコテを握った。
「じゃあ……今夜は婚約祝いね。早速、桜子特製お好み焼き第二弾いきましょうか!」
「お!待ってました!」
ニカッと歯を見せて笑う世界と優しい笑顔の桜子に、この日、私のお好み焼きは食べ終わるまでうれし涙で滲みっぱなしだった。