うた×バト〜思いは歌声にのせて〜
3.星々たち
三足烏
みんなの協力を得られて、まずはどうやって克服していこうかって話し合った。
その結果、とりあえず三人の前でも歌えるようになろうってことで一先ずの目標が決まる。
プレイヤー志望の生徒が歌を練習するためのカラオケルームで、放課後はほぼ毎日歌った。
三人が揃うのはめったになかったけどね。
学期末トーナメントでは、ひとチームにつき一つは創作歌を使うように言われている。
だからみんなそれぞれ制作のために来れないときもあったんだ。
それでも毎日頑張っていたおかげで、三人の前では歌えるようになってきた。
他の人の前では相変わらずだけど。
雄翔くんもたまに応援に来てくれて、とても助かってる。
三人にからかわれちゃうのだけは困るけれど。
雄翔くんとの朝のひと時も相変わらず続いている。
最近では夜も悪夢を見ることが減ってきているらしくて、わざわざ仮眠を取る必要もなくなったって。
それを聞いて、この朝のひと時もおしまいか……って寂しく思った。
けれど。
「でもさ、流歌さえよかったらここで会うの続けてくれないか?」
「え?」
「や、朝早いし、無理なら無理でいいから」
断ってもいいよ、と言われたけれど、私は出来るなら続けたい。
その結果、とりあえず三人の前でも歌えるようになろうってことで一先ずの目標が決まる。
プレイヤー志望の生徒が歌を練習するためのカラオケルームで、放課後はほぼ毎日歌った。
三人が揃うのはめったになかったけどね。
学期末トーナメントでは、ひとチームにつき一つは創作歌を使うように言われている。
だからみんなそれぞれ制作のために来れないときもあったんだ。
それでも毎日頑張っていたおかげで、三人の前では歌えるようになってきた。
他の人の前では相変わらずだけど。
雄翔くんもたまに応援に来てくれて、とても助かってる。
三人にからかわれちゃうのだけは困るけれど。
雄翔くんとの朝のひと時も相変わらず続いている。
最近では夜も悪夢を見ることが減ってきているらしくて、わざわざ仮眠を取る必要もなくなったって。
それを聞いて、この朝のひと時もおしまいか……って寂しく思った。
けれど。
「でもさ、流歌さえよかったらここで会うの続けてくれないか?」
「え?」
「や、朝早いし、無理なら無理でいいから」
断ってもいいよ、と言われたけれど、私は出来るなら続けたい。