麻衣ロード、そのイカレた軌跡⑥/伝説のあの夏…、ファーストレジェンドは奇跡を生んだ!
再編へ…/その5
麻衣



「もしもし…」

「久美…、今日を受けて、私が今後の身の振り方をどう考えているかは、今、真樹子さんに概ね告げたよ。後でよく聞いてくれ」

「麻衣…」

久美のヤツ、私と真樹子さんの会話、なんとなく察したのかな…

もう涙声だ


...


「久美には改めて礼を言わせてもらう。よくここまで、このイカレた私に着いてきてくれたよ。ありがとうな。お前がいてくれたことで、どんなに力づけられたか知れない」

「まいー!!」

うわー、久美が号泣だー…(苦笑)

「…まだ流動的だが、久美はとりあえず真樹子さんに着いて、以後、新たに生まれ変わるであろう南玉をけん制する勢力を取りまとめるんだ。こらからも、ケバいお姉さんからはドンドン吸収するんだぞ!」

「麻衣…、じゃあ、私たちは離れ離れになるの?」

「アハハハ…、お前、変なこと言うなあ…。私たち、学校が一緒だろうが。いやでも毎日顔を突き合わせるんだしさ、今後も」

「そうだけど…」

「…確実なことはまだ言えないが、この後の私はたぶん、祥子や静美らと行動を共にすることになると思う。お前にはさ、今そこにいる連中を真樹子さんの補佐という立場で仕切ってもらってさ、そんで、いずれ時期が来たらドッグスにカムバックして欲しいんだ。それまでは、真樹子さんの元で、がっちりやってこい」

「うん!麻衣がそう言ってくれるなら、真樹子さんにはうざがれるくらい、貪欲にくっついて勉強するよ!」

いやあ…、久美はすっかりその気になっちゃったわ(笑)

ついでに今のクソ男とは、こっち戻るまでにしっかり別れてくれな、はは…(苦笑)





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