命令教室
☆☆☆
一番怪しいのはやっぱりホワイトボードだ。
この教室には黒板があるのに、ホワイトボードも置かれている。
もしかしたら先生が人体マジックをするために事前に用意したものかもしれなかった。
私たちはホワイトボードの前に集まって周辺を取り囲んだ。
「特に変わったところはないみたいだけどな」
修がクルクルとホワイトボードを回転させて確認している。
ペンで書いてみても普通に書けるし、もちろん消すこともできる。
それなら怪しいの床だ。
先生が立っていた付近の床板が外れるようになっているのかもしれない。
そう考えてしゃがみこんで確認していくけれど、それらしい箇所は見当たらない。
ホワイトボード後方の壁にも異常は見られなかった。
「どういうこと?」
香の深刻な声。
未来はすでに青ざめている。
「とにかく先生を探そう。きっと施設内にはいるだろうから」
修の提案によって、私達はそれぞれ先生を探すことになったのだった。
一番怪しいのはやっぱりホワイトボードだ。
この教室には黒板があるのに、ホワイトボードも置かれている。
もしかしたら先生が人体マジックをするために事前に用意したものかもしれなかった。
私たちはホワイトボードの前に集まって周辺を取り囲んだ。
「特に変わったところはないみたいだけどな」
修がクルクルとホワイトボードを回転させて確認している。
ペンで書いてみても普通に書けるし、もちろん消すこともできる。
それなら怪しいの床だ。
先生が立っていた付近の床板が外れるようになっているのかもしれない。
そう考えてしゃがみこんで確認していくけれど、それらしい箇所は見当たらない。
ホワイトボード後方の壁にも異常は見られなかった。
「どういうこと?」
香の深刻な声。
未来はすでに青ざめている。
「とにかく先生を探そう。きっと施設内にはいるだろうから」
修の提案によって、私達はそれぞれ先生を探すことになったのだった。