命令教室
香が首を傾げて言った。


「昨日は誕生日を祝う日だっけ」


「そうだよ。誕生日を祝うことで私達の関係が壊れたりはしないよね?」


「そうだね……」


だとしたら目的はなんなのだろう?
余計にわからなくなって、頭がこんがらがってくる。


「夕飯までまだ時間があるし、少し休もうよ。ずっと考えてたら疲れちゃう」


「うん。そうだね」


私は頷き、香と手をつなぎ合って目を閉じたのだった。
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