上司の甘い復讐



真っ赤な私に、山村君は困った顔で言う。



「ほら、川崎さんはやっぱり変な趣味があるから、普通の女性には扱えないですよ。

だからやっぱり僕と……」



きっと、翔太さんは変態確定だろう。

そして山村君はオフィスに戻ると、この話をするんだろう。

私はきっと、翔太さんにパンツ被られているとか、制服着させられているとか、はたまたもっと酷い噂を流されるかもしれない。

だけど、その洗練すら甘んじて受けようと思った。

今まで翔太さんだけが変態にされてきたから、私だってその肩を持ってあげよう。

どんな噂を流されても、翔太さんを好きなことに変わりはないのだから。



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