上司の甘い復讐
切なくて温かい気持ちが溢れていた。
完全に感傷に浸っていた。
だけど私は、山村君がどんな男かを忘れていたのだ。
山村君は切ない顔で、これまたとんでもないことを言うのだった。
「……てことは、昨夜のあれは大倉さんだったんですか?」
……え!?
「どんなことされてたんですか?」
こんなところで、そんなこと聞かないで欲しい。
だいいちあの時は翔太さんも私も酔っていたから……本当に恥ずかしいプレイをしていたのかもしれない。
山村君がいたと知っていたら、必死に声を押し殺していただろう。